2021年11月22日
デジハネP物語シリーズ セカンドシーズンのスペック
新台導入日は11月22日からです。メーカーはセガサミーグループの銀座。
大当り確率99.9分の1の甘デジで一種二種混合機となります。
販売台数3000台。
【スペックの総評】(当ブログによる見解です)
この機種の特徴は、ラッシュ突入時の比較的高い最大ラウンド(R)比率を活かし出玉を伸ばすところにあります。また、遊タイムを搭載しており、その実質的な突入頻度は比較的高めです。
しかしながら、ラッシュ突入率が3割程度に止まることに加え、初当り時の出玉数が抑えられているため、初期投資はかなりかさむ傾向にあります。
スペックは以下の表のとおりです。
●初当たり(ヘソ当たり)消化後の抽選振り分け
ヘソ当りからラッシュへのトータルでの実質突入率は33%です。内訳は突入率33%の電サポ36回+残保留4個が全体の99.6%とほとんどを占めます。残り0.4%は電サポ115回+残保留4個で突入率は70%です。
ラッシュ中は、すべて電サポ115回+残保留4個が付き継続率は70%です。
●出玉面について
初当り(ヘソ)は99.6%が3Rで出玉(差玉)は270個に止まります。残りは最大ラウンドの10Rで出玉(差玉)は1400個にものぼり、甘デジとしては破格ですが、振り分けは0.4%にすぎません。
ラッシュ中は10Rが全体の35%を占め、まとまった出玉の獲得感が上昇します。残りは5R 450個が33%、3Rが32%です。
通常時を含めた平均では1回の大当りで約2連チャンして1100個近くの出玉(差玉)が獲得できる計算となります。
ラッシュ中の平均連チャン回数は3~4回で、2400個ほどの出玉(差玉)が獲得できる計算です。
一連のラッシュで5千発の差玉が獲得できる確率は8%ほどとなります。1万発は0.7%ほどです。
デジハネP物語シリーズ セカンドシーズンの遊タイム期待値を計算してみました
遊タイムの発動契機は通常時を最大250回転消化後となります。
ただし、電サポ中に当たらなかった場合の時短抜け後は以下のように通常回転が上乗せされた状態になるため、実質的な発動の頻度は高くなると言えます。
・ヘソでの初当り後
3R終了後:40回転(電サポ36回+残保留4個)が上乗せされるため残り210回転(250回転-40回転)。
10R終了後:119回転(電サポ115回+残保留4個)が上乗せされるため残り131回転(250回転-119回転)。
・ラッシュ終了後
すべて119回転が上乗せされるため残り131回転。
遊タイムに突入後は、最大379回の時短に突入し当選確率は98%です。
遊タイムの天井期待値は通常時の平均期待値を大きく上回るため、天井狙いが有利な機種と言えるでしょう。
●狙い目の通常回転数
遊タイム発動まで残り110回転を狙い目としました。
回転率がボーダーマイナス2回転(250玉あたり17回転)ほどで時給2000円以上となる天井期待値は以下の表のとおりです(時給換算では約2800円となります)。これは1時間でまわせる通常回転を150回転と想定した計算です。
●貸玉料4円で金額換算した場合の期待値は以下のとおりです。交換率は4円等価交換および3.57円交換の2種類で計算してあります。
まず、出玉削りなしの表です。
●次に、出玉が5%減る場合です。
なお、これはスペックから算出した出玉数をベースとして大当り時や遊タイムを含む電サポ中の入賞時にアウトにこぼれるムダ玉を合算で除いて計算した値です。最終的に手元に残る出玉(差玉)とお考えください。
参考までに遊タイム機を終日打つ場合のボーダーライン回転率を一覧表にしましたのでご活用いただければ幸いです。