2021年10月3日
PフィーバータイガーマスクW Light ver.のスペック
新台導入予定日は10月4日からです。メーカーは三共(SANKYO)。
大当り確率99.9分の1の甘デジで一種二種混合機となります。
販売台数500台。
【スペックの総評】(当ブログによる見解です)
この機種の特徴は、ラッシュ突入時の比較的高い継続率を活かし連チャンにより出玉を伸ばしていくタイプの機種です。ラッシュは継続率の高さの違いにより2種類に分かれており、いかに上位ラッシュ(タイガーラッシュW)へ突入できるかが面白さの醍醐味となると思われます。
しかしながら、2種類トータルでの実質的なラッシュ突入率は5割を下回ることから、初期投資は幾分かさむ傾向にあります。
また、遊タイムを搭載しています。
スペックは以下の表のとおりです。
●初当たり(ヘソ当たり)消化後の抽選振り分け
ヘソ当りからラッシュへのトータルでの実質突入率は44%です。内訳は突入率31%の電サポ1回+残保留2個が全体の70%を占めます。残りは、25%が電サポ8回+残保留2個で突入率は70%、5%が電サポ16回+残保留2個で突入率は89%です。
一方、ラッシュ中はトータル75%で継続します。内訳は電サポ8回+残保留2個のタイガーラッシュが継続率70%で、電サポ16回+残保留2個のタイガーラッシュWが継続率89%です。
●出玉面について
初当り(ヘソ)のメインラウンド(R)は4Rで全体の95%を占め出玉(差玉)は360個です。残り5%は9R 810個となります。
ラッシュ中は9R(実質8R) 720個が全体の51%と約半分を占めますが、残り49%は3R(実質2R)で出玉(差玉)は270個にすぎません。このため、まとまった出玉の獲得感は平均すれば幾分上昇するものの限られたケースに止まると思われます。
通常時を含めた平均では1回の大当りで2~3連チャンして1200個近くの出玉(差玉)が獲得できる計算となります。
ラッシュ中の平均連チャン回数は4回(2種類のラッシュのトータル値)で、1800個余りの出玉(差玉)が獲得できる計算です。
一連のラッシュ(2種類のラッシュのトータル値)で5千発の差玉が獲得できる確率は4%程度となります。
ちなみに、2種類のうちの上位ラッシュとなるタイガーラッシュWに限ると、平均連チャン回数は9回で、4100個ほどの出玉(差玉)が獲得できる計算です。
PフィーバータイガーマスクW Light ver.の遊タイム期待値を計算してみました
遊タイムの発動契機は通常時を最大250回転消化後となります。
遊タイムに突入後は、最大電サポ16回+残保留2個の時短(タイガーラッシュW)に突入し当選確率は89%です。
遊タイムの天井期待値は通常時の平均期待値を上回りますが極端ではなく、無理に遊タイム天井を狙うよりもボーダーラインを上回る台を終日打つといった普通の立ち回りスタイルがベストだと思われます。
●狙い目の通常回転数
遊タイム発動まで残り100回転を狙い目としました。
回転率がボーダーマイナス2回転(250玉あたり17回転)程度で時給2000円以上となる天井期待値は以下の表のとおりです(時給換算では約2500円となります)。これは1時間でまわせる通常回転を150回転と想定した計算です。
●貸玉料4円で金額換算した場合の期待値は以下のとおりです。交換率は4円等価交換および3.57円交換の2種類で計算してあります。
まず、出玉削りなしの表です。
●次に、出玉が5%減る場合です。
なお、これはスペックから算出した出玉数をベースとして大当り時や遊タイムを含む電サポ中の入賞時にアウトにこぼれるムダ玉を合算で除いて計算した値です。最終的に手元に残る出玉(差玉)とお考えください。
参考までに遊タイム機を終日打つ場合のボーダーライン回転率を一覧表にしましたのでご活用いただければ幸いです。