2021年9月23日
P女神ドリームのスペック
新台導入日は9月21日からです。メーカーは高尾(TAKAO)。
大当り確率79.9分の1の甘デジでST機となります。
販売台数450台。
【スペックの総評】(当ブログによる見解です)
この機種の特徴は、出玉感の少なさは否めないものの、ST突入率100%(電サポ10回+α)および高いラッシュ継続率により玉の出方が安定しているところにあります。
さらに、大当たり確率と同じ発生確率(79.9分の1)の突サポ(突然時短)を搭載しており突サポによる大当りの発生度合いが優遇されています。
また、遊タイムを搭載しています。
突サポの影響等により当たりやすくなっている事や通常時とラッシュ時の平均出玉に大きな差がない事等により、初期投資は抑えられる傾向にあると思われます。
スペックは以下の表のとおりです。
●初当たり(ヘソ当たり)消化後の抽選振り分け
トータルでの実質的なラッシュ突入率は69.8%(残保留4個込み)です。内訳は、全体の98%がST10回でラッシュ突入率は70.7%となります。残り2%はST10回+時短90回でラッシュ突入率は90.6%です。
ラッシュ突入後の継続率は90.6%となります。
●出玉面について
初当り(ヘソ)は99%が2Rで、これがメインラウンドとなり出玉(差玉)は90個にすぎません。残りは最大ラウンドの10R 450個が1%です。
ラッシュ中も99%が2Rで10Rが1%です。
通常時を含めた平均では1回の大当りで8~9連チャンして800個近くの出玉(差玉)が獲得できる計算となります。
ラッシュ中の平均連チャン回数は10~11回で、1000個近くの出玉(差玉)が獲得できる計算です。
一連のラッシュで5千発の差玉が獲得できる確率は0.5%程度となります。
P女神ドリームの遊タイム期待値を計算してみました
遊タイムの発動契機は通常時を239回転消化後となります。
遊タイムに突入後は、最大303回の時短に突入し当選確率は98%です。
遊タイムの天井期待値は通常時の平均期待値を多少上回る程度で、天井狙いが特段有利な機種とは言えません。回転率を重視した普通の期待値稼働がベストと思われます。
●狙い目の通常回転数
遊タイム発動まで残り70回転を狙い目としました。
回転率がボーダーマイナス2回転(250玉あたり18回転)程度で時給2000円以上となる天井期待値は以下の表のとおりです(時給換算では2100円程度となります)。これは1時間でまわせる通常回転を150回転と想定した計算です。
●貸玉料4円で金額換算した場合の期待値は以下のとおりです。交換率は4円等価交換および3.57円交換の2種類で計算してあります。
まず、出玉削りなしの表です。
●次に、出玉が5%減る場合です。
なお、これはスペックから算出した出玉数をベースとして大当り時や遊タイムを含む電サポ中の入賞時にアウトにこぼれるムダ玉を合算で除いて計算した値です。最終的に手元に残る出玉(差玉)とお考えください。
参考までに遊タイム機を終日打つ場合のボーダーライン回転率を一覧表にしましたのでご活用いただければ幸いです。