2021年9月18日
パチンコ店の7月の売上は再び前年を下回る
経済産業省の特定サービス産業動態調査によると、2021年7月のパチンコ店売上高(全数調査ではない)は219,731百万円で前年同月に比べ5.8%減と2021年3月以来、再び前年を下回りました。
しかしながら、前月(2021年6月)と比較すると8.7%増加しており、これは、例年並みの数値と判断されます。
ちなみに、感染症対策の影響が続き特殊要因とみられる前年を除く過去2か年では概ね4~8%前後の増加となっており、このくらいの数値が季節要因とみなせます。2019年7月が対6月比4.0%増で2018年7月が8.5%増です。
こうしたことを勘案すると、パチンコ店の売上は依然として厳しい状況にあるものの、一進一退を繰り返しながらなんとか踏み止まっていると言えるでしょう(下のグラフをご参照ください)。