2021年7月11日
Pあぶない刑事のスペック
新台導入予定日は8月2日からです。メーカーはニューギン(newgin)。
大当り確率319.68分の1のミドルタイプV確変機となります。
小当りRUSHおよび遊タイムを搭載しています。
スペックは以下の表のとおりです。
この機種の特徴は、小当りRUSHで出玉を増やす仕様にあります。大当りによる出玉より小当りRUSHによる出玉のウエイトのほうが高いです。
初当たり消化後の抽選振り分けは、小当りRUSH付き大当りと時短100回付き大当りが50%ずつとなります。このうち、時短100回の引き戻し率は27%です。このため、トータルでの実質的なRUSH突入率は63%となります。
RUSH突入後の抽選振り分けは、小当りRUSH付きが77%を、時短50回が23%を占めます。実質的なRUSH継続率は80%です。
出玉面について、初当りのメインラウンドは6R通常で出玉(差玉)は504個とまずまずの出玉が獲得できます。残りは6R+小当りRUSH(平均約1500個)と4R+小当りRUSH(平均約1300個強)ではないかと推計しました。計算の根拠は以下のとおりです。
小当りRUSHは1.17分の1で抽選され高確率47.94分の1で大当りを引くまで続き、メーカー公表のスペックをみると、RUSH中は1回転あたり28個が払い出されるとのことです。ただし、これは大当り出玉を含むとの注意書きがあります。
RUSH中の大当り出玉(払い出しベース)は2ラウンド(R)180個と決まっていることから換算すると、小当りRUSHの出玉は1回転あたり24個程度と推計しました。
RUSH中の出玉(差玉)は、2R+小当りRUSH(平均約1160個)が77%を占め、残り23%が2R通常(168個)です。
以上のように、小当りの継続により出玉を増やすタイプの機種です。
RUSH突入率が63%と低くはなくRUSH継続率も80%と高い一方、ヘソ当り時とRUSH中で大当り1回あたりの平均出玉数に大きな差がないこと等から比較的安定した玉の出方が予想されるスペックではないかと思います。
遊タイム期待値を計算してみました
遊タイムの発動契機は通常時を900回転消化後となります。
遊タイムに突入後は、最大1200回の時短に突入し当選確率は97.7%です。
遊タイムの天井期待値は通常時の期待値をやや上回る程度です。遊タイムに期待値を依存しすぎていないためバランスの良い出玉配分のように感じますがいかがでしょう。
貸玉料4円で金額換算した場合の期待値は以下のとおりです。交換率は4円等価交換および3.57円交換の2種類で計算してあります。
まず、出玉削りなしの表です。
次に、出玉が5%減る場合です。こちらのほうが現実的だと思います。
なお、これはスペックから算出した出玉数をベースとして大当り時や遊タイムを含む電サポ中の入賞時にアウトにこぼれるムダ玉を合算で除いて計算した値です。最終的に手元に残る出玉(差玉)とお考えください。小当りRUSHの出玉についても同様に5%減らして計算しています。
参考までに、終日打つ場合のボーダーライン回転率を一覧表にしましたのでご活用いただければ幸いです。