2021年7月4日
PAスーパー海物語 IN JAPAN2金富士99バージョンのスペック
新台導入予定日は8月2日からです。メーカーはSANYO(三洋物産)。
大当り確率99.9分の1の甘デジでST機となります。
遊タイムを搭載しています。
スペックは以下の表のとおりです。
この機種の特徴は、最大ラウンド(R)10Rの比率が51.5%と高く、展開によってはかなり満足のいく出玉感が味わえるでしょう。甘デジの海物語シリーズの中では珍しいと思います。しかしながら、その分、連チャンの期待度は比較的低下しています。
また、遊タイムを搭載しています。
初当たり消化後の抽選振り分けは、ヘソ・電チュー共通ですべての振り分けにST30回がつき、トータルでの実質的な継続率は51.5%となります。詳細は、継続率50%のST30回のみが全体の97%を占めます。残りは継続率が97.5%もあるST30回+時短298回ですが占める割合は3%にすぎません。
出玉面について、10Rの大当り比率は全体の51.5%を占め出玉(差玉)は990個です。残り48.5%は3R 297個です。
平均的には1回の大当りで2連チャンして1300個強の出玉(差玉)が獲得できる計算となります。
以上のように、わかりやすいスペックを踏襲した定番の海物語ですが、大当りが10Rと3Rのどちらに偏るかによって出玉感はかなり違ってくると思われるため、甘海シリーズの中では比較的荒い出玉の展開が予想される機種です。
遊タイム期待値を計算してみました
遊タイムの発動契機は通常時を299回転消化後となります。発動パターンとしては通常回転で大きくハマった場合の他、先に述べた振り分け3%の10R大当りを引き時短298回をスルーした場合があります。スルー後に1回転まわせば遊タイムに突入します。
遊タイムに突入後は、最大379回の時短に突入し当選確率は97.8%です。
遊タイムの天井期待値は通常時の期待値とほぼ同じなので、特段、天井狙いが有利というわけではありません。深いハマリ台がたまたま見つかれば打つといった考えに止め、基本的には回転率を重視した普通の期待値稼働がベストな立ち回りだと思います。
貸玉料4円で金額換算した場合の期待値は以下のとおりです。交換率は4円等価交換および3.57円交換の2種類で計算してあります。
まず、出玉削りなしの表です。
次に、出玉が10%減る場合です。こちらのほうが現実的だと思います。
なお、これはスペックから算出した出玉数をベースとして大当り時や遊タイムを含む電サポ中の入賞時にアウトにこぼれるムダ玉を合算で除いて計算した値です。最終的に手元に残る出玉(差玉)とお考えください。
参考までに、終日打つ場合のボーダーライン回転率を一覧表にしましたのでご活用いただければ幸いです。