2021年6月1日
P学園黙示録ハイスクール・オブ・ザ・デッド2弾丸88Ver.のスペック
新台導入予定日は2021年6月7日からです。メーカーは高尾（TAKAO）。
大当り確率88.6分の1の甘デジで一種二種混合機となります。
遊タイムを搭載しています。
スペックは以下の表のとおりです。
等価ボーダーは18.2回転と低めです。
初当たり消化後の抽選振り分けは、継続率ほぼ100％の時短128回が全体の50.5％を占めます。抽選確率5.3分の1を128回以内で引くので大当り濃厚となります。残り49.5％は時短が付きませんので、即刻、通常モード左打ちに戻ります。このため、ヘソからのトータルでの継続率（ラッシュ突入率）は50.5％となります。
ラッシュ中のトータルでの継続率は75％と比較的高いので連チャンへの期待感は高まるでしょう。継続率の内訳はほぼ100％継続（時短128回）が75％を占め、時短なしが残り25％となります。
出玉面について、ヘソでの初当たりのラウンド（R）は5Rが全体の50.5％を占め出玉（差玉）は300個にすぎませんがラッシュに突入します。
一方、8R 480個と比較的まとまった出玉数が獲得できる8Rが残り49.5％を占めますが、こちらは時短が付かないため単発で終わります。しかしながら、大当り確率が88.6分の1と軽いので、次回へ挑戦する意欲が生まれやすいのが救いかもしれません。
ラッシュ中は9R 540個が全体の51％を占める一方、残りのRは3R（180個）にすぎず、こちらも49％を占めます。
平均的には1回の大当りで約3連チャンして1100個程度の出玉（差玉）が獲得できる計算となります。このうち、ラッシュ中の平均連チャン回数は4回です。
以上のように、比較的高い継続率を活かし連チャンを重ねて出玉を伸ばしていくタイプの機種と想定されます。
一方、ラッシュ突入率が50.5％に止まる事や、ラッシュ中の大当りが10Rと3Rのどちらに偏るかで出玉数に相当数の差が生まれる事等を勘案すると、初期投資がかさみやすく出玉が荒い展開になりやすいとも思われます。
遊タイム期待値を計算してみました
遊タイムの発動契機は通常時を222回転消化後となります。
遊タイムに突入後は、最大128回の時短に突入し当選確率はほぼ100％です。
遊タイムの天井期待値は通常時を含めた全体の平均期待値をやや上回る程度なので、天井狙いが極端に有利な機種とは言えません。立ち回りは、どちらかというと回転率重視の普通の期待値稼働に向くと思われます。
まずは出玉削りなしの標準モデルです（差玉）。
次に、出玉が5％減る場合です。こちらのほうが現実的だと思います。
なお、これはスペックから算出した出玉数をベースとして大当り時や遊タイムを含む電サポ中の入賞時にアウトにこぼれるムダ玉を合算で除いて計算した値です。最終的に手元に残る出玉（差玉）とお考えください。
参考までに、終日打つ場合のボーダーライン回転率を一覧表にしましたのでご活用いただければ幸いです。
