2021年5月30日
ぱちんこ仮面ライダーGO-ON LIGHTのスペック
新台導入予定日は6月14日からです。メーカーは京楽(KYORAKU)。
大当り確率99.9分の1の甘デジでV-ST機となります。
遊タイムを搭載しています。
スペックは以下の表のとおりです。
等価ボーダーは17.2回転と低めです。
この機種の特徴はバランスの良い継続率にあると思います。
初当たり消化後の抽選振り分けは、継続率70%の時短120回が全体の95%を占めます。残り5%はST120回+時短120回で継続率95%です。このため、ヘソからのトータルでの継続率は71%程度となります。
出玉面について、ヘソでの初当たりのメインラウンド(R)は3Rで全体の75%を占め出玉(差玉)は270個にすぎませんが、継続率が低くはないため連チャンへの期待感は生まれやすいかと思います。他のRの割合は5R 450個が20%で、10R 900個が5%です。
右打ち中のR振り分けもヘソと同様の割合ですが、このうち10Rが引ければ、STが終了するまで10Rと3Rの大当りが50%ずつ続き継続率も85%と高い特殊振り分けに移行するため、出玉を増やせる期待感は上昇します。特殊振り分けは全体の5%と狭き門ですが、これが引けずとも70%程度の継続率は確保されるので比較的安定した出玉感が得られると思います。
平均的には1回の大当りで3~4連チャンして1300~1400個程度の出玉(差玉)が獲得できる計算となります。
以上のように、安定した継続率で出玉を伸ばしていくバランスの良い機種だと思われます。
遊タイムの天井期待値は通常時の期待値とほぼ同じですが、大当り後に電サポ時短を120回も回して終了するパターンが少なくないため、お店が甘すぎると判断した場合は辛めに調整される可能性は考えられます。つまり、遊タイム発動回転数299回転のうち120回はすでに回っているので、差し引き179回転回せば遊タイムが発動するわけです。例えば、ヘソ当り後に当たらず電サポを抜けた場合はすべて120回の時短で終了します。右打ち中の大当り後の電サポ抜けでは95%を占めます。
遊タイム期待値を計算してみました
前項で述べましたが、遊タイムの発動契機は通常時を299回転消化後となります。
遊タイムに突入後は、最大370回の時短に突入し当選確率は97.6%です。
遊タイムの天井期待値は通常時を含めた全体の平均期待値とほぼ同じなため、天井狙いが有利な機種と言えません。回転率重視の普通の期待値稼働がベストでしょう。
まずは出玉削りなしの標準モデルです(差玉)。
次に、出玉が5%減る場合です。こちらのほうが現実的だと思います。
なお、これはスペックから算出した出玉数をベースとして大当り時や遊タイムを含む電サポ中の入賞時にアウトにこぼれるムダ玉を合算で除いて計算した値です。最終的に手元に残る出玉(差玉)とお考えください。
参考までに、終日打つ場合のボーダーライン回転率を一覧表にしましたのでご活用いただければ幸いです。