2021年5月20日
P結城友奈は勇者であるGC250Baのスペック
2021年6月7日から新台導入予定です。メーカーは西陣(NISHIJIN)。
ツインループタイプの一種二種混合機となります。ツインループタイプとは特定の大当りを引くとあと2回の大当りが確保されるシステムです。
スペックは以下の表のとおりです。
大当り確率88.8分の1の甘デジで、等価ボーダーは17.1回転と低めです。
出玉面について、ヘソ抽選での初当たりはすべて7ラウンド(R)ですが、出玉数(差玉)は280個と少ないため、単発が続くとがっかり感が強いと思います。
電チュー抽選での大当たりはすべて最大ラウンド10R ですが、出玉数(差玉)は400個と十分とは言えず連チャンが続かなかった場合はがっかり感に見舞われるかもしれません。しかしながら、連チャンが続く可能性も低くはないため全体としては期待感のほうが高めでしょう。
平均的には1回の大当りで3~4連チャンして1200個程度の出玉(差玉)が獲得できる計算となります。
初当たり消化後のラッシュ突入率は40%と高くはありません。ヘソ当りの振り分けは電サポ1回+残保留1個のツインループが40%で、残り60%を電サポなしが占めます。
ラッシュ中の継続率は約83%と高めです。電チュー振り分けは電サポ1回+残保留1個のツインループが50%、電サポなしも50%です。
言うまでもありませんが、ラッシュ継続率にはツインループ当りは2回分の当りとしてカウントされるため、83%の継続率が体感的にマッチするかどうかは微妙なところだと個人的には思います。
一方、電サポなし当りも振り分けの50%を占めることから、出玉は荒れる展開になりやすいと想像されます。
以上のように、ラッシュ時の比較的高い継続率を活かし連チャンにより出玉を伸ばしていくタイプの機種です。
遊タイム期待値を計算してみました
遊タイムの発動契機は通常時を250回転消化後となります。
遊タイムに突入後は、電サポ1回+残保留1個の時短に突入し当選確率は100%です。
遊タイムの天井期待値は通常時を含めた全体の平均期待値を大きく上回るため、天井狙いが有利な機種と言えます。
まずは出玉削りなしの標準モデルです(差玉)。
次に、出玉が5%減る場合ですが、こちらのほうが現実的だと思います。
なお、これはスペックから算出した出玉数をベースとして大当り時や遊タイムを含む電サポ中の入賞時にアウトにこぼれるムダ玉を合算で除いて計算した値です。最終的に手元に残る出玉(差玉)とお考えください。
参考までに、終日打つ場合のボーダーライン回転率を一覧表にしましたのでご活用いただければ幸いです。