2021年5月4日
Pフィーバーパワフルのスペック
2021年5月24日から新台導入予定です。メーカーはジェイビー。
ST機となります。遊タイムを搭載しています。
スペックは以下の表のとおりです。
大当り確率は99.9分の1の甘デジとなります。
等価ボーダーは18.4回転と低めです。
出玉面について、ラウンド(R)振り分けはヘソ・電チューともに共通です。メインラウンドは5Rで全体の47%を占め、出玉数(差玉)は480個とまずまずの出玉が確保できます。その他、3R 288個が41%、10R 960個が12%とバランスは良いと思います。
平均的には1回の大当りで2~3連チャンして1300個程度の出玉(差玉)が獲得できる計算となります。
大当り後はすべて8回転のST+各々の回転数の時短で電サポが発動します。抽選振り分けは電サポ50回(ST8+時短42)が47%を占め、25回(ST8+時短17)が41%、100回(ST8+時短92)が12%です。
トータル継続率は約65%とほど良い連チャン性能が期待できます。詳細は電サポ100回転の継続率が80%、50回が67%、25回が58%となります。それらのうちST8回転の継続率は50%です。
以上のように出玉面、継続率ともにバランスのとれた仕様であり、遊タイム狙いというよりも、お店の調整次第では終日打っても安定した稼働成績が得られやすい機種だと思われます。
遊タイム天井期待値の恩恵はさほど高くはありませんがボーダーが低めのため、お店が甘すぎると判断した場合は出玉が削られる可能性は考えられます。
遊タイム期待値を計算してみました
遊タイムの発動契機は通常時を292回転消化後となります。
遊タイムに突入後は、最大100回の時短に突入し当選確率は63%です。
遊タイムの天井期待値は通常時を含めた全体の平均期待値をだいぶ下回るため、無理に天井を狙うのではなくハマリに対する救済措置的な機能と捉えたほうが良いでしょう。
まずは出玉削りなしの標準モデルです(差玉)。
次に、出玉が10%減る場合ですが、こちらのほうが現実的だと思います。
なお、これはスペックから算出した出玉数をベースとして大当り時や遊タイムを含む電サポ中の入賞時にアウトにこぼれるムダ玉を合算で除いて計算した値です。最終的に手元に残る出玉(差玉)とお考えください。
参考までに、終日打つ場合のボーダーライン回転率を一覧表にしましたのでご活用いただければ幸いです。