サイボーグ009 PA CYBORG009 CALL OF JUSTICE N-X1甘デジの稼働日記~高継続率ながら意外と安定感のあるスペック

202152

PA CYBORG009 CALL OF JUSTICE N-X1のスペックとボーダーライン

スペックおよびボーダーラインは以下のとおりです。メーカーはニューギンで、20203月から導入開始されています。

PA CYBORG009 CALL OF JUSTICE N-X1 スペック表

大ハマリしながらも実収支はかろうじてプラス域へ

以下のグラフは、私が今年に入って打ったP機のサイボーグ009甘デジの実際の差玉(出玉-投資玉)と期待差玉(理論上の差玉)の推移を表したものです。11日間に分けての稼働をつないでいます。同じ台なので出玉の調整具合は一定だと思います。

基本的にはボーダー超えの日しか腰をすえて打ちませんが、試し打ちして回らなかった日のデータも含まれているトータルでの収支となっています。

通常回転を3500回転ほど回した結果です。

PA CYBORG009 CALL OF JUSTICE N-X1実差玉と期待差玉の推移

400500回転前後の大ハマリを2回ほど食らいながらも、なんとか3千個近く(2950個)の差玉を獲得できました。

回転率は電サポ保留込みで23.3回転を維持できました。等価ボーダー回転率が18.5回転なのでボーダー+4.8回転です。

稼働履歴は以下のとおりです

初当りは33回で大当りの履歴は以下の表のとおりです。

最高連チャン数が26連チャンに対し、単発は最高で4連続単発でした。

PA CYBORG009 CALL OF JUSTICE N-X1 稼働履歴

稼働データは以下のとおりですPA CYBORG009 CALL OF JUSTICE N-X1 稼働データ

通常回転3,502回転を回し、大当たりを195回引きました(初当たりは33)

回転率は233回転(250玉あたり)。

実差玉は2.950個のプラスでした。

一方、期待差玉は9,766個のプラスなので差し引き-6816個の欠損です。

ボーダーラインは185回転と算出されましたのでボーダープラス4.8回転(23.3-18.5)とまずまずの効率でしたね。

初当たり確率は106分の199分の1スペック)とやや引き負けています。つれて、連チャン回数も引き負けています。

丁寧に打てばほぼスペックどおりの出玉が獲得できる機種

1ラウンド(R)あたりの出玉数(差玉)はスペック上では60個です。今回の実際の稼働では60.1個とほぼスペックどおりの出玉が獲得できています。0.1個分は計測誤差だと思ってください。

この機種は、時短中の電サポの開閉タイミングがシンプルなので、打ち出しタイミングを合わせやすく、ほとんどムダ玉の発生なしで打ち込んだ玉を電サポに入賞させることができます。しかも、実際に盤面を見ればわかりますが、お店による調整はしづらいと思われる構造となっています。


興味のある方は参考にしてください。

右打ち時のスルーを通過した玉が電サポに到達するころには電サポが開き4個から5個は打ち出せますが手堅く4個止め。閉まったと同時に打ち出し開始。打ちっ放しだと1開放あたり23個減りボーダーも最大で1回転程度あがるので注意。1個返しなので玉は増えません。

なお、大当り入賞アタッカーについても規定個数だけ入賞させた後はきっちりと打ち出しを止めたほうがよいでしょう。私はオーバー入賞させにくい構造だと思います。

期待値と出玉の偏りイメージについて

下のグラフは、PA CYBORG009 CALL OF JUSTICE N-X1をパチンコ店で実際に打った場合を想定し、大当り確率やラウンド振り分け等のスペックを基に玉の出方をシュミレーションしたものです。期待収支(期待値)と実収支の平均値の推移です。4円パチンコの出玉削りなしの調整で等価ボーダープラス3回転程度(ここでは250玉あたり22回転)を想定しています。(実収支は実際に手元に残る差玉を金額換算した値で出玉のかたよりを考慮して算出しました。)

グラフをみると、実収支がマイナスの値となっているのは通常回転200回転を超えるあたりまでです。持ち玉ができにくく現金もしくは貯玉による投資が続いている状態ですが、昨今の甘デジではこれが300回転を優に超えるスペックの荒い機種も珍しくありません。こうした機種と比較すると出玉の安定感はかなり高いと言えます。また、実収支が期待収支を下回るいわゆる欠損の幅もさほど大きくありません。

PA CYBORG009 CALL OF JUSTICE N-X1 期待収支と実収支イメージ

期待収支は、ボーダー超えの台を打てば、回した通常回転数に応じてプラスになりますが、実際の実収支は連チャンで大きく出玉を伸ばす事もあれば、単発続きで投資がかさむ事もありブレるので平均的なイメージとして捉えてください。

実収支はラッシュ突入率を考慮して算出してあります。一般的に、ラッシュ突入率が低い一方、逆にラッシュ中に有利な出玉振り分けとなっているタイプの機種は出玉の爆発力は高いですが初期投資はかさむ傾向にあります。逆にラッシュ突入率が高かったり、通常時とラッシュ時の出玉振り分けの差が少ない機種は期待収支どおりの実収支が得られやすい傾向です。

本機種PA CYBORG009 CALL OF JUSTICE N-X1は、ラッシュ中の大当り1回の平均出玉数(差玉)よりもヘソ当りのそれの方が多いため、全体としては出玉格差が抑えられていると思われます。平均出玉数はラッシュ中が209個に対し、ヘソ当りでは240個です。

最終的には機種タイプに関わらず回転数が積みあがるにつれ期待収支と実収支の差は縮まります。

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