2021年4月25日
更新箇所について:遊タイム天井期待値の金額換算表を追加しました。
P花の慶次~蓮199ver.のスペック
2021年5月10日から新台導入予定です。メーカーはニューギン(newgin)。
V確転落抽選機となります。
スペックは以下の表のとおりです。
大当り確率は199.8分の1のライトミドル機となります。
等価ボーダーは20.3回転と遊タイム搭載機種としてはやや高めです。
出玉面について、ヘソでの初当たりはすべて3Rで出玉数(差玉)は360個と物足りないので、単発で終わった場合はがっかり感が高めでしょう。
ところが、ラッシュに突入させると最大ラウンド(R)の10Rが65%を占め、まとまった出玉(差玉)の獲得期待感が上がります。残りは15%が4Rで20%がRUB(ランクアップボーナス)です。
平均的には1回の大当りで約3連チャンして2300~2400個程度の出玉(差玉)が獲得できる計算となります。
初当たり消化後のトータルでのラッシュ突入率はメーカー公表値では約41%とのことです。抽選振り分けは突入率約40%の時短100回が99%とほとんどを占めます。残り1%はラッシュ直撃です。
ラッシュ中の抽選確率は67.91分の1ですが、同時に転落抽選も行っており131.86分の1で転落します。ただし、転落しても150回転までは抽選が継続します。転落後の抽選確率は199.8分の1の時短となります。
150回転中に大当りが引けなかった場合でも転落抽選を引いていなければ、150回転を超えて大当りを引くか転落抽選を引くまでラッシュは継続します。
トータル継続率は約80%と高い連チャン性能が期待できます。
以上のように、ラッシュに突入時の比較的高い継続率を活かし連チャンにより出玉を伸ばしていくタイプの機種です。
ヘソでの初当たり時の出玉数が少なめでラッシュ突入率もさほど高くはない一方、ラッシュ時の出玉が大きいため、かなり荒い展開となりやすい機種だと思われます。
遊タイム天井期待値の恩恵は高い部類に入るため、お店が甘すぎると判断した場合は出玉が削られる可能性が考えられます。
しかしながら、ヘソ賞球が1個しかありませんので、お店の調整の幅が広がりメリハリのある運用には期待できます。
遊タイム期待値を計算してみました
遊タイムの発動契機は通常時を550回転消化後となります。
遊タイムに突入後は、最大750回の時短に突入し当選確率は98%です。
遊タイムの天井期待値は通常時を含めた全体の平均期待値を大きく上回るため、天井狙いが有利な機種と言えるでしょう。
まずは出玉削りなしの標準モデルです(差玉)。
次に、出玉が5%減る場合ですが、こちらのほうが現実的だと思います。
なお、これはスペックから算出した出玉数をベースとして大当り時や遊タイムを含む電サポ中の入賞時にアウトにこぼれるムダ玉を合算で除いて計算した値です。最終的に手元に残る出玉(差玉)とお考えください。
貸玉料4円で金額換算した場合の期待値は以下のとおりです。交換率は4円等価交換および3.57円交換の2種類で計算してあります。
まず、出玉削りなしの表です。
参考までに、終日打つ場合のボーダーライン回転率を一覧表にしましたのでご活用いただければ幸いです。