2021年2月13日
更新箇所について:遊タイム天井期待値の金額換算表を追加しました。
P銀河鉄道999 GOLDENのスペック
2021年3月22日から新台導入予定です。メーカーはHEIWAグループのアムテックス。
ST機となります。
スペックは以下の表のとおりです。
等価ボーダーは16.6回転とかなり低めです。
この機種の特徴は遊タイム搭載です。
遊タイム天井期待値の恩恵は比較的高い部類に入ることと、ボーダーが低いため、お店が甘すぎると判断した場合は出玉が削られる可能性が考えられます。
しかしながら、ヘソ賞球が1個しかありませんので、お店の調整の幅が広がりメリハリのある運用には期待できます。
出玉面について、ヘソでの初当たりで出玉(差玉)900個を獲得できる10ラウンド(R)の振り分けは1%しかありません。残り99%は5Rとなります。
5Rの出玉数(差玉)は450個です。これは、200個程度が相場となっている甘デジの多くの突破型ST機と比べると優遇されており、単発に終わった場合でもがっかり感は緩和されることでしょう。
ヘソからのST突入率は100%ですが、ST中の抽選確率(高確率)は99.7分の1と通常時(99.9分の1)とほとんど変わりません。このうち、継続率が高い電サポ100回ラッシュへの突入率は42%で、初当たり2~3回に1回の突入となる計算です。突入すれば継続率は65%(残保留4個込み)とほど良い連チャン性能が期待できます。
以上のように出玉面、継続率ともにバランスのとれた仕様であり、遊タイム狙いだけでなく、お店の調整次第では終日打っても安定した稼働成績が得られやすい機種だと思われます。
遊タイム期待値を計算してみました
遊タイムの発動契機は通常時を250回転消化後となります。
遊タイムに突入後は、最大379回の時短に突入し当選確率は97.8%となります。
遊タイムの天井期待値は、通常時を含めた全体の平均期待値を上回る割合が比較的高いため、天井狙いが有利な部類に入る機種と言えるでしょう。
残保留4個を含めて算出しました。
まずは出玉削りなしの標準モデルです(差玉)。
次に、出玉が10%減る場合ですが、こちらのほうが現実的だと思います。
なお、これはスペックから算出した出玉数をベースとして大当り時や遊タイムを含む電サポ中の入賞時にアウトにこぼれるムダ玉を合算で除いて計算した値です。最終的に手元に残る出玉(差玉)とお考えください。
貸玉料4円で金額換算した場合の期待値は以下のとおりです。交換率は4円等価交換および3.57円交換の2種類で計算してあります。
まず、出玉削りなしの表です。
出玉削り10%の表です。
参考までに、終日打つ場合のボーダーライン回転率を一覧表にしましたのでご活用いただければ幸いです。