202121【記事更新:2021412日】

更新箇所について:「期待値と出玉の偏りイメージについて」の項目を追加しました。

ぱちんこGANTZ2 Sweet ばーじょんのスペック

2021222日から新台導入予定です。メーカーはKYORAKU(京楽産業)。

確変ループ機となります。

 

スペックは以下の表のとおりです。

 ぱちんこGANTZ:2 Sweet ばーじょん スペック表

  

等価ボーダーは17.1回転と多くの遊タイム搭載機種の例にもれず低めです。

 

この機種の特徴は小当りラッシュを搭載していることでしょう。小当りラッシュ付き大当りを引けば、ハマればハマるほど出玉が増えるのは刺激的です。さらに遊タイム搭載機種でもあります。

 

遊タイム天井期待値の恩恵は高く、他の尖ったスペックの遊タイム機種と同様のトップクラスです。ただ、お店が甘すぎると判断した場合は出玉を削ってくる可能性が十分に考えられます。

 

出玉面について、ヘソでの初当たりで直接ラッシュに突入するにはラウンド(R)振り分けが1%しかない10Rを引くしかありません。残り99%は4Rで時短は50回ですので、ほとんどが時短を突破してからラッシュに突入することとなります。

 

4Rの出玉数(差玉)は200個と少ないので、単発に終わった場合のがっかり感は強烈かもしれません。10Rは700個です。

 

ラッシュ突入率は10Rに加え4R時短50回にプラス4個保留込みで43%です。内訳は10Rからが100%で4Rからは42%です。ラッシュ継続率は86%なので突入すれば高い爆発力となります。

 

小当りラッシュは、ヘソの1%か、ラッシュ中の30%の大当りを引けば突入します。さらに小当りラッシュ中は小当りラッシュの継続率が優遇される特殊振り分けとなります。

 

以上のように高い継続率を活かし連チャンを重ねて出玉を増やすタイプの機種です。また、小当りラッシュで大きくハマって出玉を伸ばすのも魅力かもしれません。

 

遊タイム期待値を計算してみました

遊タイムの発動契機は通常時を299回転消化後となります。

 

遊タイムに突入後は、最大370回の時短に突入し当選確率は97.6%となります。

 

遊タイムの天井期待値は通常時を含めた全体の平均期待値を大きく上回るため、天井狙いが有利な機種と言えるでしょう。

 

払出し出玉の詳細が不明な点がいくつかあるため、以下のようにわかっているスペック情報を基に推計も含め算出しました。

 

・ラウンド(R)ごとの払出し出玉数は3R180個、4240個、5300個、10800個で1個の入賞に対し10個払出しカウントなので、1Rあたりの差玉は345Rが50個で10Rが70個としました。

 

・小当りラッシュは1.21分の1で抽選され高確率44.6分の1で大当りを引くまで続き、1回あたり平均450個獲得できるとのことなので、差玉に換算すると335個程度ではないかと推計しました。

 

・電チュー(特図2)のラウンド振り分けは、小当りラッシュ付きの10Rと5Rの当たりを引いた場合に限っては他と違う特殊な振り分けとなります。小当りラッシュの継続率は60%とのことですが、これは特殊振り分けに入った場合の継続率で、ラッシュ全体の平均では47%程度だと思われます。

 

まずは出玉削りなしの標準モデルです(差玉)。

ぱちんこGANTZ:2 Sweet ばーじょん 遊タイム期待差玉 削りなし 

次に、出玉が10%減る場合ですが、こちらのほうが現実的だと思います。 

なお、これはスペックから算出した出玉数をベースとして大当り時や遊タイムを含む電サポ中の入賞時にアウトにこぼれるムダ玉を合算で除いて計算した値です。最終的に手元に残る出玉(差玉)とお考えください。

ぱちんこGANTZ:2 Sweet ばーじょん 遊タイム期待差玉 削り10%


貸玉料4円で金額換算した場合の期待値は以下のとおりです。交換率は4円等価交換および3.57円交換の2種類で計算してあります。

まず、出玉削りなしの表です。

ぱちんこGANTZ:2 Sweet ばーじょん遊タイム期待値 4円等価交換 出玉削りなし 

ぱちんこGANTZ:2 Sweet ばーじょん遊タイム期待値 3.57円交換 出玉削りなし 

出玉削り10%の表です。

ぱちんこGANTZ:2 Sweet ばーじょん遊タイム期待値 4円等価交換 出玉削り10% 

ぱちんこGANTZ:2 Sweet ばーじょん遊タイム期待値 3.57円交換 出玉削り10%


参考までに、終日打つ場合のボーダーライン回転率を一覧表にしましたのでご活用いただければ幸いです。

ぱちんこGANTZ:2 Sweet ばーじょん ボーダーライン一覧

期待値と出玉の偏りイメージについて

下のグラフは、ぱちんこGANTZ2 Sweet ばーじょんをパチンコ店で実際に打った場合を想定し、大当り確率やラウンド振り分け等のスペックを基に玉の出方をシュミレーションしたものです。期待収支(期待値)と実収支の平均値の推移です。4円パチンコの出玉削りなしの調整で等価ボーダープラス3回転程度(ここでは250玉あたり20回転)を想定しています。(実収支は実際に手元に残る差玉を金額換算した値で出玉のかたよりを考慮して算出しました。)

 

グラフをみると、通常回転300回転を超えるあたりまでは実収支がマイナスの値となっています。持ち玉ができにくく現金もしくは貯玉による投資が続いている状態です。また、900回転を超えるあたりまでは実収支が期待収支を下回っています。いわゆる欠損の状態です。

 

これは平均値の話なので、引きが悪いと数倍のマイナス値もあり得るということは考えに入れておいたほうが良いと思います。もちろん、引きが良いと逆に大きくプラスに偏る場合もあります。

ぱちんこGANTZ:2 Sweet ばーじょん 期待収支と実収支イメージのグラフ 

  

期待収支は、ボーダー超えの台を打てば、回した通常回転数に応じてプラスになりますが、実際の実収支は連チャンで大きく出玉を伸ばす事もあれば、単発続きで投資がかさむ事もありブレるので平均的なイメージとして捉えてください。

 

実収支はラッシュ突入率を考慮して算出してあります。一般的に、ラッシュ突入率が低い一方、逆にラッシュ中に有利な出玉振り分けとなっているタイプの機種は出玉の爆発力は高いですが初期投資はかさむ傾向にあります。逆にラッシュ突入率が高かったり、通常時とラッシュ時の出玉振り分けの差が少ない機種は期待収支どおりの実収支が得られやすい傾向です。

 

最終的にはタイプに関わらず回転数が積みあがるにつれ期待収支と実収支の差は縮まります。

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By okadmin

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