2021年1月20日【記事更新:2021年2月7日】
更新箇所について:遊タイム天井期待値の金額換算表を追加しました。
Pひぐらしのなく頃に~瞬~のスペック
2021年2月8日から新台導入予定です。メーカーはDaiichi(大一商会)。
一種二種混合機です。
スペックは以下の表のとおりです。
等価ボーダーは19.9回転と普通です。むしろ、遊タイム機種のなかでは比較的辛い部類に入ると思います。
ヘソ賞球が1個しかありませんので、お店の調整の幅が広がりメリハリのある運用ができるのではないかと期待されるのですがどうでしょう。
少なくとも導入当初は甘く扱ってもらいたいものです。
この機種の特徴は遊タイム搭載はもちろんですが、突然時短を搭載していることも興味深いです。
突然時短(突時)は電サポ終了後の保留4個で抽選しており、突入する確率は10%ほどを占めます。突入すれば時短949回転がついてくるのでほぼ100%当たります(遊タイム突入は1000回)。
なお、同時に大当り抽選も行っており、突時との合算確率15%で引き戻せる計算です。
天井期待値の恩恵は高く、他の尖ったスペックの遊タイム機種にも引けを取らないと思います。
出玉面について、ヘソでの初当たりは3ラウンド(R)が全体の98%を占め6Rが2%です。メインRとなる3Rの出玉数(差玉)は420個とミドル機としては少ないので、単発に終わった場合のがっかり感はあるかもしれません。
ラッシュ突入率は保留4個および突サポ込みで58%程度あるので、さほどきついというわけではなさそうです。ラッシュ継続率(保留4個および突サポ込み)は平均80%程度で爆発力はあります。
継続率の詳細は、実質9R電サポ953回(時短949回+保留4個)が大当り濃厚となります。この他、実質9R電サポ154回(時短150回+保留4個)は85%で、実質3R電サポ64回(時短60回+保留4個)が57%です。
以上のように高い継続率を活かし連チャンを重ねて出玉を増やすタイプの機種です。ただし、右打ち中の消化は早いとの情報はありますが、時短回数自体は一種二種混合機としては長いため実際には打ってみないとわかりません。
遊タイム期待値を計算してみました
遊タイムの発動契機は通常時を950回転消化後となります。
遊タイムに突入後は、1,000回の時短に突入し当選確率はほぼ100%となります。
先述しましたが、遊タイムの天井期待値は通常時を含めた全体の平均期待値を大きく上回るため、天井狙いが有利な機種と言えるでしょう。
まずは出玉削りなしの標準モデルです(差玉)。
次に、出玉が5%減る場合ですが、こちらのほうが現実的だと思います。
試打動画をみる限りは、電サポの開放時間は長めで玉のこぼしはひどくなさそうですが、打ちっ放しだと多少のムダ玉は発生しています。
まず、出玉削りなしです。
出玉削り5%です。
参考までに、終日打つ場合のボーダーライン回転率を一覧表にしましたのでご活用いただければ幸いです。