2021年1月16日
Pコードギアス 反逆のルルーシュのスペック
2021年1月12日から新台導入されています。メーカーはBisty(ビスティ)です。SANKYOの関連企業となります。
一種二種混合機です。
スペックは以下の表のとおりです。
この機種の特徴は右打ちラッシュ中の連チャン率が91%といった高い継続率にあり、ラッシュ突入により連チャンを重ねて出玉を伸ばしていくタイプです。
こうしたタイプの機種は、得てして出玉数が右打ち時に偏りがちですが、Pコードギアスは左打ちヘソ初当たり時の出玉数に極端なしわ寄せがこないよう出玉の安定感にも配慮したスペックとなっており好感が持てます。
以下、出玉の安定感について気づいた点です。
●大当り入賞時に出玉を払い出すアタッカーが2種類あります。どちらも盤面の右側にありそれぞれ左右に位置します。細かく書くと右アタッカーは上、左アタッカーは下になります。払い出し個数は右アタッカーが7個(差玉は6個)で左アタッカーは11個(同10個)です。
●大当り1回の平均出玉(全ラウンド振り分けの平均)をみると、ヘソ入賞時の初当たりは700個(差玉)程度で右打ちラッシュ時の500個程度を上回っています。
●初当たりの70%を9Rが占めます。出玉数(差玉)は900個と、わりとまとまった出玉が得られるので、単発で終わった場合のがっかり感は緩和されていると思います。
参考までに、他の90%継続機種で初当たりのメインとなる出玉数(差玉)をみると、真北斗無双3が3R360個でタイガーマスクWが5R700個となっており、コードギアスはそれらを上回っています。
単発が続く確率とラッシュに突入してもショボ連で終わる確率
ヘソ初当たり後の時短中に大当りする確率がほぼ100%となる時短250回+残保留4個のラウンドは、全体の20%を占めます。これは初当たり5回に1回は引ける数値ですのでなんとかがんばる気になれますね。ちなみに、時短1回+残保留4個でも時短中当選率は約55%あります。
ラッシュ中の大当り後の抽選は、97%が時短11回+残保留4個(継続率91%)で3%が時短250回+残保留4個(大当り濃厚)となります。
しかしながら、不運にも逆になる場合もあるわけで、それを以下に示しておきます。
●単発が続く確率
ラッシュ突入率は平均で64%です。逆に36%は単発で終わります。
2回連続で単発となる確率は13%です。以下、3回連続4.7%、4回1.7%、5回0.6%です。
1日5回の初当たりが引けると仮定すると1日1~2回は単発です。2連続単発は2日に1回ほど、3連続単発が4日に1回、4連続は12日に1回、5連続は1か月に1回程度経験することになります。
●ショボ連で終わる確率
ラッシュ継続率は91%です。逆に9%は当たらずにスルーします。
2回連続で当たらずにラッシュを駆け抜ける確率は0.8%で3回連続は0.1%となります。
ラッシュに1日3回突入できたと仮定すると4日に1回はスルーします。2連続スルーは42日に1回、3連続は11か月に1回程度経験することになります。
ボーダーラインについて
参考までに、終日打つ場合のボーダーライン回転率を一覧表にしましたのでご活用いただければ幸いです。等価ボーダーラインは18.1回となります。
試打動画を見ると、大当り中のムダ玉の発生は少ないようです。アウトに流れる玉の流れを阻止する釘が存在し、ほとんどの玉が、おそらく1個返しと思われるポケット穴に吸収されます。
導入当初は出玉削りなしでのボーダーラインでいけると思います。
ただし、お客の稼働が安定するにつれ、打ち出した玉がアウトに流れるような調整に変えるお店が出てくることは十分に予想できますので、注意しておきたいところです。
その場合は出玉削り5%程度のボーダーラインに近づくかもしれません。さすがに打っていてストレスが溜まるような10%も削る調整にはしないと思いますがどうでしょう。