2021年1月15日
PA大海物語4スペシャルwithアグネスラムのスペックとCR大海物語4withアグネスラム
119verとの比較
2021年2月8日から新台導入予定です。メーカーはSANYO(三洋物産)です。
伝統ある甘海シリーズ王道のST機です。
スペックは以下の表のとおりです。
参考として、旧機種とみなされるCR大海物語4withアグネスラム
119verのスペックも併記しました。
等価ボーダーは18.6回転と多くの遊タイム搭載機種の例にもれず低めですが、2020年11月に導入された遊タイム機であるPAドラム海物語IN JAPANの17.2回転には及びません。
しかしながら、PAドラム海物語は甘すぎるため、お店の通常営業では回りが弱かったり電サポ削りが酷かったりといった調整が少なくなくありませんでした。それと比べると今回の大海物語4スペシャルは調整がしやすいのではないかと多少希望が持てそうです。
この機種の特徴は遊タイム搭載です。ただ、海物語は終日まったり打ちたいので、ストレスなく回せる調整の台を選びたいですね。
以下、旧機種と比較して気づいた点です。
●初当たり確率が旧機種119.8分の1から新機種99.9分の1へ軽くなっています。
●ヘソの返しが旧4個から新3個へ減っています。お店の利益調整の幅が広がるため、メリハリのある調整の台が投入されやすくなると前向きに捉えたいですね。
●一般入賞口の賞球個数が旧機種は3個のみでしたが、新機種では2個または4個と分けられました。こうした細かいところも調整の対象となり得ると思います。
●技術介入の観点からだと、大当たり入賞アタッカーの賞球個数が旧11個から新12個へ増えているので積極的にオーバー入賞を狙っていきたいですね。ただし、新機種は最大ラウンド数が10Rと、旧機種の16Rを下回り、その他のラウンドも旧機種を下回っているので、玉増えの効果は限定的と考えるのが自然でしょう。
遊タイム期待値を計算してみました(差玉のみ)
遊タイムの発動契機は通常時を299回転消化後となります。
遊タイムに突入後は、最大379回の時短に突入し当選確率は97.8%となりますのでほぼ当たります。
遊タイムの天井期待値と通常時を含めた全体の期待値はほぼ同じですので出玉のバランスは良いと思います。遊タイムへの過度の期待はしないほうが良いとも言えます。
まずは出玉削りなしの標準モデルです(差玉)。
次に、出玉が10%減る場合ですが、こちらのほうが現実的だと思います。
参考までに、終日打つ場合のボーダーライン回転率を一覧表にしましたのでご活用いただければ幸いです。