2020年12月12日【記事更新:2021年1月23日】
更新箇所について:遊タイム天井期待値の金額換算データをより詳しく表示しました。それまでの50回転ごとの表示から、今回20回転ごとにしてあります。
P冬のソナタFOREVERのスペックとCR冬のソナタRememberとの比較
2020年12月21日から新台導入予定です。メーカーはKYORAKU(京楽産業)です。
安定の確変ループ機となります。
スペックは以下の表のとおりです。
参考として旧機種CR冬のソナタRememberのスペックも併記しました。
等価ボーダーは17.1回転と多くの遊タイム搭載機種の例にもれず低めです。
この機種の特徴は継続率(約73%)を抑えた安定スペックだと思います。従来機種からの冬ソナシリーズがそうですが、今回も引き継いでいます。80%やら90%やらの高い継続率を売りにした尖った他機種とは一線を画しており好感が持てます。
遊タイムを搭載しています。突入後の当選確率は98%程度ですので突入すればたいがい当たります。
以下、旧機種と比較して目立って変わった点です。
●ヘソの返しが旧4個から新3個へ減っています。お店の利益調整の幅が広がるため、メリハリのある調整の台が投入されやすくなると前向きに捉えたいですね。
しかしながら、ボーダーライン(等価交換削りなしで17.1)がかなり甘いので、お店の通常営業での扱いは注視しておきたいところです。
●通常当たり時短の電サポ回数が949回、300回、200回、100回までと複雑化しています。旧機種は100回のみでした。
949回を引ければ、もし当たらなくても1回転後は遊タイムに突入してさらに1200回の時短が付くので大当り濃厚となります。ただし、949回時短の振り分けは1%にすぎません。
●遊タイム中の期待値と通常時の期待値はほぼ同じですので、遊タイム当選に過度に期待しすぎるのはどうかと思います。普通に打てるかどうかを考えて立ち回ったほうが良策ではないでしょうか。
●技術介入の観点からだと、大当たり入賞アタッカーの賞球個数が旧12個から新15個へ増えているので積極的にオーバー入賞を狙っていきたいですね。
●2ラウンド(R)確変を引いた場合のアタッカーの開放時間は1Rあたり3秒しかありませんので、入賞個数は実質1R分として計算しました。
ぼーっとしていると1個も入賞させずに終わってしまったとなりかねないので気をつけましょう。
遊タイム期待値を計算してみました
遊タイムの発動契機は通常時を950回転消化後となります。
遊タイムに突入後は、最大1200回の時短に突入し当選確率は97.7%となります。
まずは出玉削りなしの標準モデルです(差玉)。
次に、出玉が10%減る場合ですが、こちらのほうが現実的だと思います。
ボーダーラインがかなり甘い部類に入る機種です。お店の調整に関してですが、回転率を落とし過ぎると客足がつきにくくなる恐れがあるため、代わりに出玉を削ってくる事が十分に予想されます。
貸玉料4円で金額換算した場合の期待値は以下のとおりです。交換率は4円等価交換および3.57円交換の2種類で計算してあります。
まず、出玉削りなしの表です。
出玉削り10%の表です。
参考までに、終日打つ場合のボーダーライン回転率を一覧表にしましたのでご活用いただければ幸いです。