2020年11月23日【記事更新:2021年1月12日】
更新箇所について:遊タイム天井期待値の金額換算データをより詳しく表示しました。それまでの50回転ごとの表示から、今回20回転ごとにしてあります。
P大海物語4スペシャルのスペックとCR大海物語4との比較
2020年12月7日から新台導入予定です。メーカーはSANYO(三洋物産)です。
安定の確変ループ機です。
スペックは以下の表のとおりです。
参考として旧機種CR大海物語4のスペックも併記しました。
等価ボーダーは18.6回転と多くの遊タイム搭載機種の例にもれず低めです。
この機種の特徴は遊タイム搭載ですが、突入後の当選確率は67%程度ですので期待し過ぎないほうが良さそうです。ボーダーラインを意識した王道の期待値稼働がベストだと思います。
以下、旧機種と比較して目立って変わった点です。
●ヘソの返しが旧4個から新3個へ減っています。お店の利益調整の幅が広がるため、メリハリのある調整の台が投入されやすくなると前向きに捉えたいですね。
●大当たりはすべて10Rといたってシンプルになりました。わかりやすいので個人的には歓迎です。
●通常時短中の電サポ回数がヘソ(100回)と電チュー(120回)で違います。ヘソ当たりに比べ電チュー当たりでの継続率がやや有利になります。遊タイム中の期待値が比較的高くなると捉えられますが、そもそも遊タイムでの当選確率がさほど高くないので体感的には微妙ですかね。
●技術介入の観点からだと、大当たり入賞アタッカーの賞球個数が旧14個から新15個へ増えているので積極的にオーバー入賞を狙っていきたいですね。
遊タイム期待値を計算してみました
遊タイムの発動契機は通常時を950回転消化後となります。
遊タイムに突入後は、最大350回の時短に突入し当選確率は66.6%となります。現行遊タイム機種の主流となっている、突入すれば大当たり濃厚といった仕様とは違い低めに抑えられています。
まずは出玉削りなしの標準モデルです(差玉)。
次に、出玉が10%減る場合ですが、こちらのほうが現実的だと思います。
参考までに、終日打つ場合のボーダーライン回転率を一覧表にしましたのでご活用いただければ幸いです。