2020年10月13日
P学園黙示録ハイスクールオブザデッド2のスペック
TAKAO(高尾)から遊タイム搭載の「P学園黙示録ハイスクールオブザデッド2.」が出るようですね。
通常時大当たり確率約319分の1のミドル機で遊タイム搭載です。
導入予定日は2020年10月19日です。
スペックを表にまとめました。
大当たり後のRUSH突入率は50.5%と約半分を占め、差玉は5Rで700個です。128回の電サポが付きますが大当りはV入賞させることが条件です。
特筆すべきはRUSHに突入できなかった場合で、電サポは0回と全く付きませんが、8Rで1,120個と比較的多めの差玉が得られるのは救いです。
ボーダーライン(削りなし等価ボーダー)は21.3回転と算出されましたので遊タイム機としてはさほど甘くはありませんが、お店の調整の幅が広がるともとれますので、そこには期待できます。
RUSH中の消化速度はかなり速いようです。
遊タイム期待値を計算してみました
とりあえず、遊タイムの期待値を計算してみました。
遊タイムに突入すると、ほぼ大当りにつながります。
これは、128回の時短中にV入賞させることが条件ですが、入賞確率は実測値で5.5分の1だそうです。
128回の抽選中に5.5分の1を引くので当選確率は99.9%以上になります。
遊タイム発動の規則は低確率時の時短であることと思っていたのですが、そうでなくても良いのですね。規則が変わったのですかね。
ちなみに、ハイスクールオブザデッドの低確率(初当たり確率)は319.6分の1です。
話を元に戻します。
まずは出玉削りなしの標準モデルです。
次に、出玉が10%減る場合ですが、こちらのほうが現実的だと思います。
スペックをみると、右打ちで出玉が増える要素はないので、止め打ちによりムダ玉をいかに減らすかに注力したほうが良さそうです。
ちなみに、電チュー、Vアタッカーともに賞球個数は1個しかありません。右の一般入賞口も1個ですが、そもそも一般入賞口が配置されているかどうかも確認できていませんのであしからず。
試打動画では、「こぼれ球が少ないゲージ構成のため、常に打ちっ放しでOK」と表示されていました。
しかしながら、試打動画を見る限り、V入賞しないムダ玉がまったく発生しないわけではなく、電サポも最大128回と長い時間打つケースも出てくるので、玉減りは多めに見ておいたほうが良いと思います。
また、大当りアタッカーの閉まるタイミングは早いのでオーバー入賞は難しそうです。
貸玉料4円で金額換算した場合の期待値は以下のとおりです。交換率は4円等価交換および3.57円交換の2種類で計算してあります。
学園黙示録ハイスクールオブザデッド2と仮面ライダー轟音の遊タイム期待値を比較してみました
下のグラフは、ハイスクールオブザデッドと仮面ライダー轟音の遊タイム期待値(期待差玉)を遊タイム発動までの残り回転数に応じて並べたものです。
出玉削りなし、等価ボーダーマイナス4回転程度の期待差玉です。
250玉あたりの回転率で、ハイスクールオブザデッドは17回転、仮面ライダー轟音は14回転になります。
等価ボーダーはハイスクールオブザデッド21.3、仮面ライダー轟音17.7です。遊タイム中の最大期待差玉はハイスクールオブザデッド5905個、仮面ライダー轟音6617個で計算してあります。
回転が浅いうちは、ハイスクールオブザデッドの期待値が高いのですが、回転数が進むにつれ仮面ライダー轟音の期待値がハイスクールオブザデッドを超えていきます。
ハイスクールオブザデッドの期待値は比較的ゆるやかに推移するようです。
あくまでも、仮面ライダー轟音と比較した場合であって高継続率で出玉が荒い機種であることには違いありません。
あとはパチンコ店の調整次第であることも変わりはありません。