2020年9月4日
ゴルゴ13とシンフォギアとのスペックの違いを比較しました
下の表はパチンコ機のゴルゴ13とシンフォギアのスペックを並べたものです(双方とも甘デジ)。表中の項目で水色マーカーはシンフォギアが有利な数値で、黄色はゴルゴ13が有利な数値です。
大きく変わるのは初当たり確率で、シンフォギアの99.9分の1に対して、ゴルゴ13は113分の1とやや重くなっています。
ゴルゴ13の電チュー入賞時(ラッシュ時)の電サポ回数振り分けは、99回+保留4回が全体の53%を占めており、すべて11回+4回のシンフォギアと比べ高い継続率のような印象を受けますが、一方で電サポ1回+4回が47%ありますので、実際は76.6%とシンフォギア(78.4%)を幾分下回ります。
この他、最大出玉数(差玉数)は9R 720個(シンフォギア15R900個)、平均連チャン回数3.24回(同3.33回)、平均獲得ラウンド数18.0R(同20.4R)など、全体的に爆発力が抑えられているようです。
ただ、これは、シンフォギアに比べ荒さが若干やわらいだとも受け止められますね。安定した収支を求める方にとって、ゴルゴ13は比較的打ちやすい機種かもしれません。
ボーダーラインはゴルゴ13のほうが甘い
しかしながら、1Rあたりの出玉数(差玉数)は80個とシンフォギアの60個を上回り、1回の大当たりで得られる連チャンを含む平均差玉獲得数は1,440個となります(シンフォギアは1,224個)。
これは、初当たり確率が重い分、当然でしょう。
この結果、等価ボーダーラインをスペックから算出すると19.6回転(250玉あたり)となり、シンフォギア(20.3回転)より低くなりました。
出玉増やしの方法は大きく分けて3つ
ここで出玉を増やせる可能性の高い方法をみてみましょう。
大当たり時アタッカーへの捻り打ちによるオーバー入賞と右打ち時の一般入賞口への入賞、それに、RUSH突入後のV入賞口への入賞による玉の増加が主となります。
玉増え効果について整理します。
●大当たり時オーバー入賞
1R1回成功で9個払い出し(差玉ではなく出玉)
●右盤面一般入賞口への入賞
1個入賞で6個払い出し(同上)
●V入賞口への入賞
1個入賞で3個以上払い出し(同上、詳細個数は調査中)
以上3項目で出玉を増やします。
ゴルゴ13とシンフォギアの右打ち時の玉増えに影響する払い出し性能の比較
以下の表は各入賞口からの払い出し個数と、右打ち時の玉の払い出しに関するラウンド数および連チャン回数の一覧表です。
上記の各項目は多ければ玉増えに期待がもてます。
シンフォギアと比較したゴルゴ13の優位性のまとめ
●平均獲得ラウンド(R)数(-2.4R)は減っていますが、大当たり時アタッカー入賞の払い出し個数はゴルゴ13が有利です(+2個)。これは捻り打ちによるオーバー入賞の効果はゴルゴ13に歩がある事を意味します。
例:すべてのラウンドでオーバー入賞が成功したと仮定すると、玉増え個数はゴルゴ13が19.2個上回ります(ゴルゴ9個×18R-シンフォギア7個×20.4R=19.2個)。
●右盤面一般入賞口からの払い出しはゴルゴ13がかなり有利です。
シンフォギアが3個に対しゴルゴ13は2倍の6個なので+3個となります。
総じてみると、ゴルゴ13はシンフォギアに比べプラスの影響のほうが大きく、玉増えに関する性能は高いと思われます。
特に、右盤面一般入賞口の調整が良いと激甘仕様となる可能性が高い台だと思います。
惜しむらくは、設置台数が少ない事ですね。
本ブログ記事のPART1にも書きましたが、人気台のシンフォギアとは違い、全国パチンコ店への導入率が5%程度しかありません(P-WORLD調べ)。探せたとしたらラッキーですね。
以下は関連記事です。
Pフィーバーゴルゴ13Light ver. 甘デジを打ってみた感想 シンフォギアと激似のスペック比較 技術介入の可能性 PART1~次回へ続く
https://okirakucb.jp/blog-entry-390.html
大当り中の右打ち時の留意点~甘デジPFゴルゴ13sY パチンコ ひねり打ち 技術介入
https://okirakucb.jp/blog-entry-325.html