2020年6月17日
出玉削りはいずれ来ると思いましょう
同じパチンコ店でそれまで打ち続けていた台が、ある日を境に出玉が減ることがあります。出玉の数が意図的に削られるのです。
ほとんどの場合が体感で分からないくらいですが、計算してみると分かります。
体感で分からないほどとは言うものの、いつもよりアタッカーへの玉の入りが悪いとか、時短中の上皿の玉の減りが早いとか感じた時は出玉削りを疑ってみてください。
まる一日打てば大当り回数も積み重なりますので、数百個から千個以上も差が出てきます。4円パチンコで数千円は違います。影響は大きいのです。
これは、お店が大当りアタッカーや時短中の電チューに玉が入賞しにくいように調整する方法によります。また、一般入賞口に玉が入りにくく調整する場合もあります。
なぜ、そういう事を行うかというと、お店の利益調整に他なりません。
台に十分な稼働が付いてくると過度に甘く扱う必要はありませんので、お店は最大利益を得ようとする行為に出ます。この方法の一つに出玉削りがあります。
一旦、出玉を削る調整がなされると、元に戻ることは滅多にありません。
打ち手からみると、当然、ボーダーラインの回転率は変わってきますので、それまで期待値がプラスだった台が同じ回転率でマイナスに転じてしまう可能性があるのです。
勝てていた台が、同じ回転率で負ける台に豹変することがあるということです。
なお、プロ級の打ち手が技術介入により派手に玉を出し続けると出玉を削られるといった話も聞かれます。
勝つために打つのなら期待値計算は必須です
ここで、調整されていても、釘を読めば打たないで済むという自信のある方がいらっしゃるかもしれません。それはそれで結構ですが、そういう方でも1ラウンド(R)あたり何個削られるかまで、打たずに分かる方はいるのでしょうか。
ほとんどの方は、少なくとも調整が変わった当初は、打って出玉を計測しなければ感覚がつかめないと思います。
また、出玉を削る調整がなされてもスタートチャッカー周りを甘く調整すれば、差し引きでは手元に玉が残ります。
要はトータルで勝てるかどうかが判断できれば良いのです。
出玉を計測し期待値計算を行えばその変化が分かります。
勝つことを目的にパチンコを打つのならば期待値を追う行為は必須なのです。