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パチンコ店の減少数の予測 ~ 5月14日の緊急事態宣言の解除地域決定を受けて

202054日【記事更新:514日】

本記事の要旨

●パチンコ店の店舗数は、遊技人口の減少に伴う市場規模の縮小が続いていることから、ここ10年では年平均300店が減少してきた。

 

●近年、減少の勢いは一段と加速しており、直近の5年間では年平均400店となっている。

 

●加えて、今回の政府の緊急事態宣言による全国的長期休業が減少ペースの加速に拍車をかけており、融資や経費支出の猶予等による救済措置の効果を考慮しなければ、2020年の全国のパチンコ店には1,000店前後の閉店圧力がのしかかると危惧される。

 

●いま、感染症対策の方法の是非を問うさまざまな意見が大きくなりつつあるが、これ以上、経済的損害が広がらないよう歯止めとなる施策が望まれる。

 

景気停滞・規制強化の中での遊技人口減少

ここ10数年のパチンコ・パチスロを取り巻く環境をみると、2004年の遊技機規則改正の影響が冷めやらぬ中、リーマンショック(2008年)、東日本大震災(2011年)といった大事件が経済に影を落とし、消費税増税(5810%、20142019年)がそれに追い打ちをかける形となりました。

 

この間、集客イベントが事実上開催できなくなるなど広告規制が年々厳しさを増し、また、遊技機は高射幸性から低射幸性へ出玉を規制される流れが続いています。

 

こうした状況下、2018年のパチンコ遊技人口(参加人口)は950万人(レジャー白書2019)と、2008年の1,580万人から10年で約4割減少しています。

 

市場規模が縮小する中でのパチンコ店減少

パチンコの市場規模をみると、2018年は207千億円と2008年の288,190億円から10年で約3割縮小しています。

 

厳しい環境が続いたことから、パチンコ店の店舗数(営業許可数)は2018年に10,060店と2008年の12,937店から10年で約2割減少しました。2019年には9,639店とさらに減少しています。

 

これは、市場規模が28億円縮小すると、パチンコ店1店が閉店に追い込まれる計算になります。

 

市場規模の直近のピークは2005年で348,620億円です。ここから2018年の207千億円まで年平均4%程度で縮小しています。

 

このままの傾向が続くと、2025年の市場規模は155千億円にまで落ち込むと推計されます。

 

同様の計算で2019年の市場規模は198千億円となりましたので、今後5年では差し引き43千億円の縮小分に見合うだけの店舗に閉店圧力がかかることとなります。

実際には新規開店もありますので、閉店数はもっと増えると考えられますが、データが揃えられないので考慮しません。

 

先述したとおり市場規模28億円の縮小で1店舗減少すると、43千億円では約1,500店余りが減少する計算になります(43千億円÷28億円=1,535店)。

今から5年後の2025年の店舗数は約8千店と推計されます(9,639店-1,535店=8,104店)。

 

ネットの情報を見る限り、ここ1か月ほどの全国的な休業により閉店を余儀なくされた店舗が目立つようです。

 

本来ならば数年先に起こるであろう店舗数の減少分までもが、今回の新型コロナウイルス感染症対策による需要減のために、かなり前倒しで発生する恐れが出てきた事は否めません。
パチンコ店の市場規模

今後のパチンコ市場規模を推計

先のブログで、47日から514日までのパチンコ店の全国的休業による粗利の損失額を2,950億円と推計しました。これはパチンコ市場規模の15千億円に相当します。

 

以下の表1は、前項で示したトレンドによる推計方法で、今後の市場規模を予測したものです。

 

2020年の市場規模の推計値19兆円から15千億円を差し引くと175千億円となります。これは、2022年の水準にまで前倒しで落ち込むと考えることができます。

パチンコ店舗数予測

今後のパチンコ店の店舗数を推計【過去10年の平均から考えた場合】

パチンコ店の店舗数は、前項で示したとおり、市場規模が28億円縮小するにつれ1店舗の割合で減少すると計算されます。ここ10年の平均では年間300店ほどが減少しています。

 

2025年には8,100店になると推計されるので、おおよそ表1のように推移すると仮定しました。

 

2020年の店舗数も市場規模と同様2022年の水準にまで落ち込むと仮定すると8,800店で、2019年の9,639店から800店余り減少すると推計されます。(96398800839店)

 

加速している近年の減少ペースを基に店舗数を推計【過去5年の平均から考えた場合】

上記の推計は10年間の推移データを基に計算しましたが、足元での店舗数減少のペースはさらに速くなっています。

 

最近の推移をみると、2014年(11,627店)から2019年(9,639店)の5年間では、年平均400店ほどの勢いで減少していますので、2022年までの3年間で1,200店ほどの減少が見込まれるとも考えられます。

 

こうしたことを勘案すると、2020年の全国パチンコ店には、融資や経費支出の猶予等による救済措置の効果を考慮しなければ、前年比800店から1200店、間をとって1,000店前後の閉店圧力がのしかかると危惧されます(表2)。

 

これは、遡ると、2004年の遊技規則改正の影響が色濃く表れた2007年の減少数1,089店に匹敵します。(200614,674店→200713,585店)

 

なお、514日に緊急事態宣言が39県で解除される予定となっています。残り8都道府県については、21日を目途に判断するとのことです。残るのは、東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、北海道、京都です。これらの地域が20日まで休業を続けた場合は、さらに50店ほどの減少が見込まれます。

 

急激な環境変化は大きな負の影響をもたらす。歯止めが必要

パチンコ店の減少は、ずいぶん前からのすう勢的なものであることは数字が示しているし、異論のある向きは少ないと思います。

 

ただ、今回の全国一斉休業は、あまりにも急激で大規模です。まだ、収束したかどうかも分かりません。

 

これでは、本来なら時間をかけて育とうとしていたパチンコ店が、予期せぬ倒産に追い込まれるケースが多々あると思います。そうした突然の事態が急増することが問題なのです。

 

いま、感染症対策の方法の是非を問うさまざまな意見が大きくなりつつあります。これ以上、損害が広がらない方向へ進むような施策の実施を望みます。

 

余計な事かもしれませんが、オーナーの大事はもちろんのこと、お店を預かっておられる責任者の方々はたくさんの人材も預かっており、相当な苦労を背負っていると察します。

 

パチンコユーザーも職種の違いはあれど、多くは働いている、もしくは働いた経験のある人たちです。心中を察する事はできます。

 

ひとりのパチンコユーザーとして、好きなお店が潰れてもらっては悲しすぎる・・・

 

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オカパチクローバー

九州在住です。ただのパチンコ好きです。パチンコ屋さんが巨大産業になっていたことに最近気づきましたw

★オカパチクローバーの稼働実績について


オカパチクローバーの過去1年間の4円パチンコの成績を月単位で振り返ると、

最も勝った月は2019年1月で311,206円でした。

一方、最も負けたのは8月の

-106,067円です。

詳しくは申し上げられませんが、年間成績は、月平均10万円プラスアルファの12か月分と考えてください。

自分はパチプロではありませんが、甘デジでこのくらいは稼いできました。やる気と時間と多少のノウハウがある方ならこれ以上稼ぐことも可能です。

1日にどのくらい打つかというと、たくさん打った月で平均6時間くらい、少ない月で2時間弱といったところです。年間だと3時間強になりました。

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