2020年1月19日(最新更新:2020年7月16日)
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記録した稼働データから期待収支を計算します
パチンコ稼働で記録した稼働データは、持ち帰って期待収支を計算します(もちろん、その場で計算しても良いです)。
電卓をはじいて手計算してもかまいませんが、時間がかかります。
PCやスマホの表計算ソフト(アプリ)を利用したほうが効率的でしょう。あらかじめ、計算式を入力して保存しておけば継続して使えるので便利です。
なかには、ご自分での計算がたいへんだとおっしゃる方もいらっしゃるかと思います。
そういう方は、本記事の最後に、私が作成した期待収支計算ツールへのリンクが貼ってありますのでご利用ください。
期待収支を計算するにあたっての記録項目一覧
第2章にも簡単に記載しましたが、以下にホールで記録する稼働データの項目をまとめました。
・稼働日 : ホールがいつ出玉還元するか、または、その逆が分かります。
・着席時の回転数 : 他人が回した回転数は関係ありませんので除外するためです。
・初当たり回転数 : 通常回転数をベースに回転単価を算出するために必要です。
・確変・ST・時短時の大当たり回転数 : 主に電サポ時の回転数です。
・大当たりのラウンド(R)数 : 1ラウンドあたりの出玉数を算出するのに必要です。
・電サポ終了回転数 : データカウンターの回転数から差し引いて通常回転数を割り出します。
・規定電サポ回転数 : 大当たりの種類ごとに決まっています。電サポ終了後に回った分を通常回転に上乗せして数えるためです。
・投資玉数 : 金額ではなく投入した玉数です。
・大当たり時に上皿に残った玉数 : 正確な回転率を算出するためです。
・退席時回転数 : 大当たりしなくても、回した通常回転はカウントします。
・表面出玉数 : 大当たり時に上皿に残った玉も含まれた玉数です。
・電サポ補正値 : 電サポ終了回転数と規定電サポ回転数を記録しておけば算出できます。
・現金投資額(または現金投資玉数): 等価交換でない場合は収支に大きく影響しますので記録してください。
私が作成し使っている表計算ソフトの解析データ項目です
以下の表は、現在も使っている表計算ソフトのフォーマットです。
私は、これらの解析データはすぐには捨てずに保存しています。長期間のデータを蓄積し、分析することで、各々の台の主に出玉の実力やホールの出玉還元のクセが分かるからです。
表1
表1からのデータが反映されています。実質投資玉数、実質出玉数など計算式を入力し加工したデータもあります。期待収支は表3で計算したデータをリンクしています。
表3
表2からのデータをリンクして計算式を入力してあります。
期待収支の他に、現金比率を勘案したボーダーラインの計算式も入力してあります。
期待収支の計算方法についての解説と計算ツールは別記事にあります(以下のリンク)
このブログでは、現金投資した場合の回転率の自動計算の他、期待収支を自動計算するツールを作成していますので、手っ取り早く計算値がほしい方はご利用ください。
「回転率計算ツール」と「期待収支計算ツール」のページへは以下の記事の冒頭にあるリンクから飛べます。