2020年1月17日
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はじめに。この稼働にパチンコの厳しい現実がありますが、努力は必ず報われると信じることが大切です
自分、オカパチクローバーは、2019年3月1日に甘デジのシンフォギアを大爆連チャンさせてやろうと意気込んで打ちましたが、玉砕いたしました。
大負けすることは日常茶飯事ですが、この時はさすがに落ち込みました。たった1度の大当たりに費やした回転数が955回転でした。
甘デジで、覚えている限りでは自分の大ハマリ最高記録です。しかも、単発に終わりました。
99分の1の甘デジなのに9.6倍ハマリです。どうせなら、あと45回転もハマってくれたら、10倍ハマリだったのに(笑)
上のグラフはその時の差玉(金額に換算)と期待収支の動きを表したものです。
今思うと、この稼働は、パチンコというものが、どういう挙動を示すのか、精神的にどういう影響を及ぼすのか、パチンコとどう付き合っていけばよいのかについていろいろ教えてくれる良い事例です。だから、ずっと残しておきたい記事なのです。
2019年3月1日の悲惨な稼働結果です
以下の表は稼働履歴です。
通常回転1,959回転(電サポ込み)を回し、大当たり21回を引きました(初当たりは10回)。
単発5回、最高6連チャン止まりでした。
表面回転率は20.6回転(250玉あたり)。
差玉は-15,771玉の大幅マイナスでした。
特筆すべきは初当たり回転数955回転をまわすのに12,375玉も投資したことです。
一方、期待収支は18,999円の大幅プラスでした。
単回転収支は9.7円(=18999円÷1959回転)と投資効率の良い台を2,000回転近くも回せたことがせめてもの救いです。
その他、詳細の稼働データは以下の表のとおりです。
ボーダーラインは16.9回転と算出されました。
なんと、初当たり確率が196分の1と、ライトミドル機なみです(笑)
回転率は安定しており安心して打てた
下のグラフは今回稼働時の回転率の推移です。
投資玉数は累積で、回転率は平均です。
点線は近似曲線でグラフの傾向を示します。
この台はこれまでに何度も打っていて、ボーダーラインは17.5くらいだと思っていたのですが、今回の計算では16.9と算出されています。出玉が上振れたためでしょう。
ちなみに、1ラウンドあたりの出玉数は72.0玉でした。このホールでは、シンフォギアは普通、70玉に届かないくらいです。
自分はボーダープラス3回転以上の台を打つことを目標としていますが、今回はボーダープラス3.7回転(回転率20.6-ボーダー16.9)と満足のいく回転率で推移してくれました。
常時、安定して回ってくれたため、さして不安もなく打ち続けることができました。
重要なのは精神面です。大負けしても稼働内容が良ければいずれ勝ちにつながります
パチンコで大きく負けると、精神的に安定を保ちづらくなります。しかも、大当たり1回あたりの出玉が比較的少ない甘デジで、投資がかさむと取り返せる気が失せます。
しかし、その時の運により、台の実力以上に大勝ちすることがあるのならば、台の実力に届かないことも十分にありうるのです。運はコントロールできません。
このブログではこれが大前提で話をしています。
今回の稼働がいかに運が悪かったのかについて表にしてあります。
ツキ指数と言います。黄色の部分の数字です。
パチンコの大当たり確率は機種ごとに決まっています。
たくさん回せば回すほど本来の大当たり確率に収束していきますが、当たり方には偏りがあります。
今回は、2,000回転近くも通常回転を回して21回しか大当たりを引くことができませんでした。
これは通常回転を平均で539回転まわすだけで引ける回数ですが、大当たりがたまたま大きくマイナスに偏ったために1,959回転も回してしまいました。
本来引けるはずである大当たり回数に45回も足りていません。そりゃ、負けます。
これを指数化したものがツキ指数です。今回のツキ指数は27.5%のマイナスでした。確率どおりに引けて100%です。平均の3割未満しか大当たりが引けていないということです。
今回投資したマイナス分の15,771玉は、金額換算すると56,775円にものぼり、精神的にもきついですが、投資分がまだ回収できていないだけです。
一方、期待収支は18,999円の大幅プラスです。これは実際にまわした回転数に対応した平均の勝ち額なので、いずれこの金額に収束します。
5万円余り負けても7万円余り勝つことがあるということです。
(=期待収支18,999円+実収支の貸し分56,775円)
自分は、今回のように一時的に大きく負けても、「大きな貸しをつくったので、これから返してもらいますよ。」というふうにポジティブに考えるようにしています。