202011日【更新:202069日】

(本文を読むのにかかる時間は約5分です)

優良台は人気のある台から選ぶ

ここでは、甘デジを中心に話をすすめますが、考え方はライトミドルやミドル機種でも基本的に同じです。

 

優良店候補が決まったら、打つ台を選びます。

みなさん、それぞれ好きな台があると思いますが、それが勝てる台だとは限りません。

 

ホールは導入した新台を長く使ってもらうために打ちやすいように調整する時期があります。

導入当初から甘く調整することもあれば、導入後しばらくしてからの場合もあります。

 

甘く調整するとよく回ります。スタートチャッカーに玉がよく入るということです。よく回る台はストレスなく打ちやすいですよね。これが優良台です。

 

よく回れば、少ない投資でたくさん回すことができますので、大当たりをたくさん引きやすくなります。

 

また、大当たりアタッカーや一般入賞口、時短中に玉を拾う電チューといった出玉に関係する入賞口を甘く調整する場合もありますが、調整の頻度は少ないです。これは、よく回る調整を優先したほうがパチンコユーザーに分かりやすいし、比較的簡単に調整できるからといった理由によると思います。

 

優良台は新台に限らず人気があり設置台数の多い台に設定する可能性が高いです。

人気台はホールにとって大切な収益源なので、たくさん置きたいし、長く大事に扱いたいのです。

 

まずは海物語から打ちましょう

分かりやすいのは海物語シリーズです。多くのホールは設置台数が多い海物語コーナーを設けています。

 

人気が安定しており比較的高い稼働が見込めるからです。

海物語シリーズから打ってみることをおすすめします。

 

どうしても海物語は打ちたくないという方は、なるべく設置台数が複数ある機種を打つようにしましょう。

 

よく分からないという方は、ウエブサイトの人気台ランキングでトップランキングの台を打ってみるのも良いと思います。

 

人気台以外の優良台について

1台しか置いていない機種で優良台もあることはありますが、釘読みをせずに見つけるのは難しいと思います。

 

ホールは固定客の付いている隠れた人気台をいつも辛く扱っていると、客離れにつながる恐れがあることから、たまに甘く調整する場合があります。

 

しかしながら、強いて言えば、いつ行っても誰かが打っていてなかなか空かない台は人気台の可能性が高いので、そういった視点でみると見つけやすいかもしれません。

 

優良台を見つけたら調整が落ちる日まで集中的に打つ

ホールは優良台を3日間据え置く場合もあれば、1日だけの場合もあります。たまには、1週間そのままというケースもありますが収益環境の厳しい現在では稀だと思います。例外として、グランドオープンの場合は客を付けるために1か月間、開放しっ放しといった話も聞きます。

 

このように良調整の日は限られていますので、私は良調整の台をみつけたら時間の許す限り打ち続けるようにしています。

 

私の地域で3日据え置く場合は、例えば初日から2日目までは大きく開放して、3日目はやや締めるといったパターンが多いです。4日目はすでに通常営業です。

 

試し打ちによりボーダー超えの台をみつける

優良台候補が見つかったら、試し打ちをします。自分は、4円パチンコの場合は250(1,000円分)を打ち込み回転率がボーダーラインを超えれば続行し、125(500円分)ずつ追加するごとに回転率をチェックしています。


回転率は打ち込んだ玉数の累計に対して何回転まわったかの平均です。

 

ボーダーラインを下回りそうになった時点でやめます。1円パチンコの場合は200玉ずつや500玉ずつ打ち込みますね。

 

うまくボーダーラインを超えていても、1,000玉ほど打ち込み、ボーダーを3回転以上上まわっていれば続行しますが、3回転未満であれば、そこから回転率が上昇していかない限り、適当なところでやめた方が良いと思います。

 

これは、自分の経験ですが、最初から回らない台は続行しても回らない可能性が高いです。


なぜかというと、平均回転率を上げるためには、より高い回転率でより多くの玉数が必要となるからです。例えば、10,000玉打ち込み平均回転率20.0回転の台を21.0回転に引き上げるためには、あと、10,000玉を回転率22.0回転でまわす必要があるのです。絶対できないとは言えませんが、難しいことは分かると思います。

 

なぜボーダープラス3回転を基準にするかというと、引き負けた場合のアドバンテージです。

引きが悪くても投資を最小限に抑えるためです。

 

ボーダーラインは、初めて打つ台では分からないので、パチンコサイトで調べておおよその数値を把握しておきます。

 

稼働データは必ず記録しましょう

重要なのは、当たっても当たらなくても、データの記録を取ることです。


当たった場合は、打った日付と当たった時の通常回転数、大当たりラウンド数、投資玉数、上皿に残った玉数、現金投資額、出玉数です。

 

当たらなかった場合でも、打った日付と通常回転数、投資玉数、現金投資額は記録してください。

 

通常回転数は、実際に自分が回した数です。座った時に他人が回していた回転数は差し引きます。

 

スマホアプリを利用すれば簡単に分かる数値もありますが、正確に記録されているのかは念のため確認した方が良いと思います。

 

記録したデータは、期待収支を算出するのに必要ですので保存しておいてください。日付はもっと重要で、そのホールがいつ優良台を投入してくるかの判断材料になります。

 

こうして打った台が優良台と判明した場合は翌日以降も打ちます。引き続きデータは取ります。その積み重ねです。データをもとに期待収支を計算し積み上げていくのです。

 

打てないレベルの回転率にマイナス調整された日で終了です。

 

大当たりを引けば、算出できますので、それまでの仮の数値の把握です。


台の見極め方をホールの立場に立って考える

自分の経験です。ボーダーラインは機種ごとに違いますが、20回転を下回るような台は十分な期待値が取れない場合がほとんどなので即刻やめたほうが良いと思います。機種にもよりますが、ホールも通常営業は20回転を上回らないと十分な期待値がとれないような調整にしているようです。

 

また、同じ機種に台移動して打ってもあまり意味はありませんので、回らなければ、違う機種に移るかあきらめて帰りましょう。

 

仮に、隣の同機種の台に移動して打っても回転率が1回転も2回転も違うことは稀です。ホールは、打ってもらいたい機種またはシマ(同じ列や同じ機種の台の集まり)に固定客を付けるために、機種単位やシマ単位で調整を甘くする傾向が強いからです。


パチンコ店の立場で考えると、同じシマで同様な甘い調整にして出玉感を演出します。せっかく開放するなら派手に出玉で演出して集客に結び付けたいですよね。

 

ちなみに、資金力があるとみられる大手パチンコ店が4円パチンコ台に計数システムを導入せず、ドル箱を積み上げる方式のままなのは、出玉感を演出するためだと言われています。

 

さて、パチンコはいつ打ち始めても、いつやめても積み上げた期待値は無駄にはなりません。

それについては、今後の記事に書いていきます。

By okadmin

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