(本文を読むのにかかる時間は約7分です)
はじめに
パチンコは釘読みが大切なことは紛れもない事実ですが、釘なんか見ても分からないとい
う方がいらっしゃると思います。
そういった方が勝てないかというと一概にそういうわけではありません。海物語コーナーのご年配の方々は多くが長年打っていらっしゃいます。釘を見ていない方がほとんどですが、回るのか回らないのかということは、ちゃんと分かっておられるのです。
回れば勝てる回らなければ負けるということを体が覚えているのです。ホールの回収が長引けば、ちゃんと居なくなります。見かけなくなります。
パチンコホールもそのへんは心得ていて、固定客の増減を見て回収の度合を調整します。
本シリーズの意図について。基本的には負けを抑える打ち方の紹介です
このシリーズでは、自分 オカパチクローバーが、これまで培ってきたパチンコのノウハウを述べます。
自分はパチンコ好きのただのおじさんです。パチンコで生計を立てているわけではありませんのでパチプロではありません。
期待値を追う稼働をしているだけです。
情報化が進展した現在はパチンコの打ち方に関しては、ネットでかなりの情報が入手できるようになりました。断片的な情報がほとんどなのですが、不確定な情報に惑わされないように整理すればプロ並みの立ち回りが誰でもできるようになります。
私は自分なりに試行錯誤を繰り返してきた結果、負けると分かっている打ち方は、体が受け付けなくなりました。
それでも怪しいと思った方は、ご自分の信じる道を邁進してください(笑)
このブログには100記事以上のパチンコ関係コンテンツがありますが、ほとんどが自分の稼働データをもとに書かれています。ムダな表現は極力省いていますので、流し読みでは分かりづらい部分もあるかもしれませんが、よく読めば、パチンコに関する重要な情報が記載されています。
本シリーズでは、こうしたバラバラのコンテンツを再構築して紹介することにより、負けを最小限に抑えるパチンコ(主に甘デジ・遊パチ)の打ち方を述べていきます。
こうした打ち方が、結果、勝ちにつながります。
自分はプロではないので、これを読んでいらっしゃる皆さま方と同じです。
このことから、特殊な方法ではありませんので馴染みやすい打ち方になると思います。
また、貸玉レートが1円パチンコだろうが、4円パチンコだろうが機械は同じですので打ち方も同じであることを付け加えておきます。
まずは打てるお店(パチンコホール)を選びましょう
パチンコをどこで打ちますか。
近所に昔からある小さなお店が馴染み深いし、たまには機械を操作して出玉サービスをしてくれる(いや、出してくれませんよ。ご自分の引きが良かったからですよ)と思っているので、という方もいらっしゃるでしょう。
設置台数1,000台クラスの大型店舗に行く方は、朝から人が大勢並んでいるし、いつもドル箱を積んでいるから、といった理由で打つかもしれません。
自分は、どちらでも打ちますが、打たない店も多々あります。
お店の大きさと勝ち負けとの関係は絶対ではありません。
ただ、大きなお店のほうがたくさんのお客さんを集めなければならないので、集客のための施策を比較的多く投入してくる傾向にあります。打ち手からみれば勝つ機会に恵まれるというのも事実です。最初は大型店舗から攻めてみるのが王道です。
現在は、パチンコ遊戯人口の減少等によりお店の収益が以前より減っています。これからも急回復は難しいでしょう。
どこのお店も、お客さんを集めるのに一生懸命になっていますし、お客さんがいかにお金をたくさん使ってくれるかにも一生懸命になっています。
お店がお客さんを集める(集客)方法
パチンコホールの集客手段で代表的なものには、新台入替と特定日(旧イベント日)と有名人来店イベントの活用があります。
●新台入替は読んで字のごとく新台の導入です。
●有名人来店イベントは、芸能人やパチンコ雑誌等のライターがテレビ放映や取材のために来店しパチンコを打ったりして盛り上がる日です。
●旧イベント日という言葉は、聞きなれない方もいらっしゃるでしょう。これは、たとえば、「7のつく日が熱い」などといったある特定の日は出しますよ的な宣伝を、かつてのパチンコ店ではやっていました。実際にパチンコでは釘を開けたり、スロットでは高設定を入れたりして出玉をアピールしている日もありました。
現在は規制が入り、あからさまにイベントと銘打った射幸心をあおるような宣伝はできなくなりました。
ホールは宣伝していませんが、お客さんのほうが勝手に集まってきます。私の地域では開店前に1,000人ほど集まったのを見た事があります。自分は抽選を受けられずに入れませんでした(笑)
ホールはこのように集客をするわけですが、集めたからといって出す(出玉を還元する)とは限りません。
ホール側からみると、顧客を増やす機会であると同時に願ったりの収益機会です。
固定客を増やそうと考えるホールは出玉還元するでしょう。
逆に、収益(売上)が欲しいホールはここぞとばかりに釘を締め、設定を落として回収に走るでしょう。
要はバランスの問題です。
毎回毎回、集客日のたびに回収ばかりしていると、お客さんは気付き逃げていき、売上は落ちます。売上が落ちると少ないお客さんからできるだけたくさん回収しようと、さらに回収に走るといった悪循環におちいります。
こうしたお店は避けましょう。
打てる店というのは、回収の悪循環に入っていない、還元と回収のバランスが良いお店のことです。還元できる資金が十分にあるお店とも言えます。
打てる店をどうやって見分けるかというと、しばらくの間は打たずに、ホール巡りだけを行うことがおすすめです。
パチンコ好きな方にとっては苦痛かもしれませんが、ホールを見直すことによって、ご自分の今後の収支がまるっきり変わる可能性が高くなります。
少なくとも1か月間は続けたほうがよいでしょう。
実際は、出す月と出さない月に差があるホールもあることから、1年あればベストですが、とりあえず1か月間でもある程度の傾向は掴めると思います。
いくつかのお店を比較した結果、平日の午前中からお客さんが多いお店が打てるお店候補(優良店候補)です。
空き台の割合が少ないお店と捉えてください。
どうしても、午前中は忙しくて見に行けないといった方は、精度は落ちますが昼間か夜間で比較してください。
昼間と夜間はどこのホールも多いですので比較が難しいのです。昼間と夜間でも客がいない店は論外です(笑)
優良店候補がみつかったら、あとは、曜日、日にちの数字、イベント関連日に関係なく打っていきます。打つ時はかならず記録を取ってください。取る記録は打った日と稼働データ(投資玉数や出玉数、現金比率、大当たり時の回転数等)です。
打った時刻は必要ありません。記録データが積み重ねられるにつれてそのホールの還元状況が見えてきます。
スマホアプリを利用すれば簡単に分かる数値もありますが、正確に記録されているのかは念のため確認した方が良いと思います。
現在は、ホールの収益環境の悪化から、還元の頻度も減少傾向にありますが、こうした厳しい時期だからこそ、ホール選びが大切なのです。