2019年11月30日
フリーランスとは、自由人のことだと思っていたのは自分です。
世間に縛られることなく好き勝手に生きる。
ただし、他人様には迷惑をかけないつもりでいる人。
だが、違いました。
ウィキペディアによると、
「特定の企業や団体、組織に専従しておらず、自らの技能を提供することにより社会的に独立した個人事業主もしくは個人企業法人である。」とのこと。
収入面の記述では、「同業の会社員よりも高収入を得る者がいる一方で全く仕事が無いという状況もあり、」とある。
プロとしてのユーチューバーのみなさんとか、アニメーターのみなさんなんか、わかりやすいかもね。
ブロガーのみなさんもそうなのかな。
いまはこれらの世界も複合的だよね。
フリーランスの労働人口について、日本では2018年で1,119万人と
3年前(2015年、913万人)に比べ22.5%も増加している。
けっこうな勢いではありませんか。
労働人口に占める割合は17%(2018年)か。
副業も含んだ数字のようだね。
そもそも本業と副業の違いってなんなのか微妙な気もするけどさ。
米国では35%(5,730万人、2018年)もいるのか。
さすがアメリカ、レベルが違うな。
ちなみに、数値データの出典はランサーズ株式会社の2018年4月4日付けのプレスリリースからです。
「副業フリーランスの職種としては、接客や作業の仕事のほか、営業などのビジネス系の仕事が半数を超える」
との記述もありました。
近い将来、日本の労働力はフリーランスと派遣社員によって支えられるんだろうな。
いや、潜在的にはすでにそうなっているのかも。
パチプロは専業でやっている方はピン(一人)では激減して、軍団など組織的なのがなんとか生き残っている。
多くは兼業というのが自分の認識。
収入の源であるホールさんの収益は安泰とはいえないから仕方がない。
フリーランスとの関係性はまったく調べていないのでよくわからないが、パチンコを仕事と捉えている観点からすると、近いものがあるのかもしれない。
こうしてみると、日本でも、稼ぐ能力と実収入のシンクロ率(エヴァ風)が制御不能なくらい高まっていて格差が広がり、みんなが助け合いながら、わりかし平等に幸せになれる理想がどっかに行っちゃっている。
個人的には、仕事の本質を追求するよりも、自分を含め多くの民が稼ぐことにばかり気が向いていて、その場しのぎのテクニックだけで利潤を得るスタンスで行動するのもどうかと思う。
パチンカスはというと、パチンコを本当に愛しているが、愛しすぎて精神的にパチンコから離れられない代わりに、仕事の観念からはちょっと離れちゃっているっぽい。
フリーランスを自由人だと勝手に解釈するような脳天気なひともいると思うが、それは自分だけだろう。
他のパチンカスの方に怒られる。
最後に、2018年は副業元年とか言われてきたけど、需要を増やさない限り、副業だけが広がって限られたパイの取り合いになるとみんな薄々気付いている。
需要は増えないので、フリーランスもパチプロもパチンカスも面倒見きれません。
みんな自己責任で勝ってに生きてくださいとは誰も言わないけれど、そこをなんとかするのは、
パチンカスの仕事じゃない、政治の仕事だと声を小さくして言わせてもらいます。