2019年11月22日【最新更新2020年5月22日】
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勝ち続けるためには十分な資金確保をしておきましょう
パチンコで稼ごうと思い立ったはいいが、いくら用意すれば勝てるのか。そんな疑問が起こる方は多いと思います。ここで言う「勝てる」はよく回り出玉も十分な台を数か月から場合によっては1年以上打ち続けた場合に手元に差玉が残ることです。
差玉とは大当たりを引いて出した出玉から打ち込んだ玉を引いた差数です。
大当たりが続き出玉をわんさか稼げる時もあれば、いくら打っても当たらない続かない、大ハマリと単発だらけの時期もあります。
前者の場合は問題ないですが、後者は精神的にも資金的にもダメージを受けます。
そこで耐えられれば、いずれ出玉は戻ってくると思ってかまいません。逆に耐えられずに資金が尽きてしまえば、その時点から打てません。
新たに資金を準備する必要があります。そうならない為に、最初から十分な資金を準備しておいたほうが効率的で有利なのです。
誤解のないように言いますと、資金が尽きてもまた貯めればいいし、運が尽きるわけでもありませんので、その点はご心配なく。確率は皆平等です。
棒グラフで解説します。期待値プラスの台を約3万回転回した結果です
上の棒グラフは4円パチンコの甘デジ(遊パチ)を約2か月間打った差玉数の推移です。複数店舗での合算になります。
差玉の累計をグラフ化しました。
この間に回した通常回転数は29,139回転です。回転単価は平均で6.7円でした。
回転率で言うとボーダーラインプラス3回転以上の台です。これは、良く回り出玉も十分な台を3万回転近く回したと思ってください。
ひと月目の差玉は急増後に急減
打ち初めは絶好調で7日目には早くも36,614玉を獲得しましたが、その日をピークに減少し、マイナスに転じたのが18日目でした。その後は低迷を続け月末には3万玉近くのマイナスで終わりました。ジェットコースターのような急増と急減です。
翌月 はやや回復したのもつかの間、過去最大のマイナスを記録
翌月入り後はやや回復したものの長くは続かず、中旬以降は再びマイナス幅を拡大し、27日目に過去最大の-30,533玉を記録しました(グラフの赤マルで囲んだところ)。
以上みてきたように、貸玉料が1玉4円の甘デジ中心に稼働した場合、この落ち込んだ3万玉程度をカバーできる資金量が必要です。金額換算すると4円×30,533玉=122,132円です。キリのいいところで13万円としましょう。
必要資金量が最低13万円であるとの根拠は、ここ数年間の中では最大の落ち込み幅だったこと。また、たくさん回せば回すほど、短期間のうちに大ハマリや単発当りの連続に遭遇する頻度は増えるでしょうから差玉の落ち込み幅が広がる可能性はありますが、この時はけっこうがんばっていて、平均して1日500回転近く回していました。
平均でここまで回して出た結果ですので十分ではないでしょうか。
打った機種も出玉の出方が比較的おだやかな海物語から、偏った出方をするシンフォギアまでバラエティに富んでおり、バランスも良かったのではないかと思います。ホールは特定の機種だけに期待値を入れるわけではありませんので。
もちろん、激しく荒いと言われている北斗無双夢幻闘乱ばかり打てば資金はもっと必要になるかもしれませんが、そればかりに期待値が入るなんてことは現実的ではありません。
実際には、打ち続ければ貯玉ができ、貯玉が増えれば資金を使わずに打ち続けられますが、引きが悪く貯玉がなかなか増えないケースもあります。
資金が乏しいと、焦りから回らない台を無理に打ってしまうなど立ち回りがブレ易くなりますので余裕があれば20万円ほどを確保しておけば、さらに安心感を保ったまま打てるのではないでしょうか。
あるいは、もっと期待値の高い台のみ打つよう徹底すれば、収益機会は限られてきますが、投資金額はもっと抑えられるでしょう。その場合は、釘を見ただけで打たずに帰る日が圧倒的に多くなるかと思います。
甘デジパチンコで勝つために軍資金は13万円から20万円必要 。ただし期待値が十分にプラスの台を打つことが前提です
簡潔に言いますと、甘デジの4円パチンコで勝つためには軍資金が13万円から20万円は必要です。
くどいようですが、回転率ボーダープラス3回転以上の十分な期待値が見込める台を打つことが前提です。
実践経験から言うとこんなものだと思います。ホールが期待値の高い台を投入してくれれば、がっつり打てるので大ハマリして資金もがっつり減る場合があります。ほんと、そういう時はあります。
逆にホールが優良台を用意しないと、打たないので資金も減りにくい。自分としてはこんなイメージで打っています。じゃあ、いつ勝てるんだって話ですが、出る時は数か月間出続ける時期もあるんですよ。
余談ですが、差玉はその後、2か月ほどかけてプラス域に回復しました。
なお、ライトミドル機やミドル機を中心に打つ場合は、一般的にはもっと多くの軍資金が必要になります。