2019年11月12日【更新:2020年8月15日】
「遊タイム」や「設定付きパチンコ」は近い将来の主流になるか
一時期こぞって新台デビューしてきた設定付きパチンコですが、今は実質的な天井機能である遊タイム機能搭載機種に注目が集まっており、ずいぶんと大人しくなっている感があります。
これまで、パチンコ店はパチンコの設定の使い方を模索してきたと思われますが、活用できているかどうかは分かりません。
設定付きが消え去るか、遊タイム搭載が流行るかどうかは短期的には今後の人気次第なのでしょう。
しかしながら、近い将来登場するであろうECO遊技機では釘調整が不可能と言われていますので、ホールの利益調整は釘以外の「設定」により行われ、遊びやすさの追求はよく回ることよりもハマりの緩和にシフトしていくこととなりそうです。
これは、パチンコユーザーが好むと好まざるとに関わりなく、多くの機種がパチスロと同じようにいわゆる天井機能や設定機能が付いたものになるであろう流れです。
設定変更は釘調整ほど手間がかからないようですので、ECO遊技機では毎日行うことも困難ではないでしょう。
パチンコで最高設定の投入は今のところ現実的ではない
さて、高設定にするとお店の利益は大きく削られますので限界はあると思います。
設定が6段階あっても、現状の多くの設定付き機種では実際に投入される設定で5や6が使われることは無いとは言い切れませんが考えにくいです。
今後、現実的に使える機種が市場投入されれば話は別です。
以下、現状の設定付き機種では設定5以上はほぼ使われないのではないかと思われる根拠を書きました。
ワオーンと叫ぶのでワンコにしかみえなくなってきた。
今日のヘソ釘。わかりにくいですが締まっているのです。
ハカマ入口の釘(右側の釘)が下に叩かれているんだけど、撮影角度が悪くてわかりづらい。
設定5や6では現実離れした期待収支となる~稼働実績から推計
昨日が十分ではないにしろ回る調整だったので、今日もそのままかなと淡い期待を抱きましたが全然回らん。しけてんなあ、最近。
初当たりが12回転で単発、少し回してやめようと思った矢先の47回転で7連チャンしたので差玉はプラスでした。
もしかしたら、高設定にして回転率を落としたのかもしれんとパチンカスにありがちなポジティブ思考で期待収支の計算をしてみました。
あくまでも推計のお遊びですので悪しからず。結果は以下の表のとおり。おまけで、通常回転を終日1,500回転まわせたとしたら平均でいくら勝つか負けるかの推計値もお付けしました。
おそらく設定1か2ですね。昨日の回転単価が4.8円でした。
経験上、翌日はわからないように単価を削ってくることが多いので、ほぼトントンの数値が出ている設定2(0.04円)が濃厚です。
しかし、いきなり回転率を落とせば自分みたいなパチンカスが高設定と勘違いして飛びついてくるとの思惑から1(-4.1円)も全然あり得る。
3(3.6円)は昨日と同じようなものだから意味ないし、4(8.3円)は最近の回転単価の相場からちょい高めなのでパス。
5と6(各々13.1円、26.6円)は論外、店がつぶれる。
現在は、甘デジだと、終日回して期待収支が1万円から1万5千円程度が相場と言っていいと思います。それが、2万円(設定5)や4万円(設定6)もの高い期待値を投入してくるとは到底考えられないという理屈です。
かと言って、回転率を大きく落とせばお客は付きません。
稼働結果は、通常48回転を回して、大当たり8回(うち初当たり2回)、差玉1,103玉のプラス、期待収支は-197円(設定1で計算)でした。回転率は表面で16.5回転(250玉・1,000円あたり)とクソ回りませんでした。期待収支の計算は電サポ保留込みの20.9回転で行っています。