2019年11月2日【記事更新:2020年8月4日】
パチンコは勝てる台を打てば当たらずともムダ打ちではありません
パチンコを打って一度も当たらずに帰ると、損したと思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、必ずしもそうであるとは限りません。
大当り確率319分の1のミドル機を1日打って1回も大当りを引けない事は、さほど珍しくはないと思います。
99分の1などの甘デジを打っていてもハマることは多々ありますね。
ただ、それは確率のブレによるものであり、その日はたまたま大きくハマってしまっただけです。逆に、打ち始めて1回転目で当たる事もあります。
パチンコは、日を重ねれば何万回転も打ち続けるわけです。
ハマリは何十回、何百回も大当たりを引く中での一つの過程にしか過ぎません。
大当り確率はあらかじめ決まっていますので、たくさん打って試行回数を重ねればその値に近づきます。
収束すると言われるやつですね。
収束した場合に、確率どおりに大当たりが引けたとしたらいくら儲かるかという推定の平均計算値を期待収支(期待値)と言います。
ただし、よく回りよく出る勝てる台を打つことが前提です。
稼働結果による実測
本日11月2日は2,000玉を投じて199回転を回しましたが大当たりを引けませんでした。
11月1日から2日までの打ち込み履歴は以下の表のとおりです。
1日は大当たりを引けたので期待収支が計算できました。
2日は大当たりを引けませんでしたが、期待収支は計算できます。
以下の表は1日の期待収支の収支表です。
大当たりを引いて出た玉数を記録し、1ラウンド(R)あたりの平均出玉数を計算します。
1日は64.9玉でした。
この値はホールが出玉に影響する釘をいじるなどしない限り大きく変わりません。いじることは滅多にありません。期待収支は6,619円でした。
ここで、以下の表をご覧ください。
1日から2日にかけての合算の収支表です。
2日は大当たりを引けませんでしたが、1Rあたりの出玉数が変わらないと仮定しているので期待収支は計算できています。
累計で7,869円です。1日の6,619円より増えていますね。平均回転率がボーダーラインを超えているからです。
回転率自体は1日の27.0回転から1~2日平均の26.6回転に落ちていますが、まだ、収益が出るレベルを維持しています。
ボーダーラインを超えたよく回る台を打ち、期待収支を積み上げていけば確率の収束につれて実収支(玉数)が増えるというしくみなのです。
ちなみに実収支は実際には出玉が増えたり減ったりを繰り返しながら収束します。