2019年8月25日【更新:2020年6月4日】
打ち方を変えると出玉数に大きな差が出た
主に海物語シリーズなのですが、釘配列が左右対称のデジタル機についての話です。
大当り時、盤面下にあるアタッカー(大当たり時に開く入賞口)に左側から入賞させるだけではなく、左右振り分け打ちを行いオーバー入賞(規定の賞球数以上の入賞)を狙う打ち方があります。
自分も甘デジ海物語アイマリンでやっていたのですが、どうも、オーバー入賞がさほど決まらなくなった気がしてならなかったので、翌日、右打ちをせずに左打ちだけで大当たりを消化しました。
結果は、左打ちだけのほうが出玉数が多かったのです。自分にとって衝撃的な事実が判明しました。
ということで検証します。下表をご覧ください。
1ラウンド(R)あたりの出玉数は昨日(8月16日)の78.3個から、本日(17日)86.2個に約8個も増えています(それまで8個も捨てていたわけです)。
多少の入賞ムラは考えられるものの、ここまで違うとそれまでの打ち方に問題があったと言わざるを得ません。
それに伴いボーダー回転率は19.7回/250玉から17.9回にまで下がっています(期待値が上がります)。
比較対象となる両日の大当たり総ラウンド数に差があるものの、オーバー入賞がよく決まり、その頻度の増加は体感でも確認できるほどでした。
原因は右側の寄り釘がマイナス調整だったこと
種明かしすると、盤面右側の寄り釘等の調整が左側に比べて良くなかったためです。
自分が確認できたのは2か所。左側に比べて右側の釘が矢印方向に調整されています(あるいは左側を良調整しているのかも)。
玉が風車まで至らず外に逃がす調整と推定されます。逃がされた玉は一応アタッカーに向かいますが、このルートからの入賞率は悪いです。
さらに、海物語のような左右対称機種の場合は、大当り中や時短中にもスタートチャッカーに玉が向かいますので、右側から向かう玉が減れば同チャッカーに入賞しにくいことは想像されます。払い出される玉も少なくなるわけです。
盤面の左側
盤面の右側
うまく立ち回りたいのなら最低限の釘チェックはしましょう
私の行くパチンコホールは、普段はヘソ釘や渡り釘(道釘)の一部だけで出玉を調整しますが、たまに、寄り釘を調整してきますので注意しなければと反省しました。
なお、他のパチンコブログを読むと、風車周りを頻繁に調整しているホールもあるようです。ヘソ、風車を含む寄り、ステージ入口、渡り釘はいつもチェックした方が良いかもしれませんね。
天井近くや、アタッカー周り、一般入賞口までチェックするに越したことはありませんが、出玉に大きく影響を与えるため、ホールも頻繁には変えてきませんので、打ちながらチェックすれば良いと思います。