color:black;mso-themecolor:text1″>年8月11日【更新:2020年6月19日】
パチンコ玉やコインを触らない遊技機の開発は進んでいる
メダルレス遊技機の開発が着々と進んでいるようですね。
コインを使わないパチスロ機であるメダルレス遊技機について、業界は来春(2021年)の導入を一つの目途としているようです。
日電協(日本電動式遊技機工業協同組合)が2020年6月12日、第40回通常総会後の会見で明らかしました。
一方、封入式パチンコ機(ECO遊技機)については、この時は報道がありませんが、開発は進んでいるかと思います。
mso-highlight:yellow”>遊技機では釘調整が不可能と言われていますので、ホールの利益調整は釘以外の「設定」により行われることとなりそうです。
「遊タイム」や「設定付きパチンコ」は脱釘調整の流れか
現在のパチンコ機は以前より射幸性が抑えられ出玉性能が穏やかになっており、これがユーザーのパチンコ離れの一因とも言われています。
ユーザーがパチンコ店に足を運ばなくなると、パチンコ機もその分必要なくなるわけで、パチンコ機が売れにくくなることは当然です。
なんとか、ユーザーを引き留めたいパチンコ機メーカーは、事実上の天井機能である「遊タイム」システムを搭載した機種を今年(2020年)から市場投入しています。
また、先の2018年からは大当り確率の段階的「設定」機能が付いた設定付きパチンコが市場に出回っています。ちなみに、釘調整はやろうと思えば可能ですのでECO遊技機とは違います。
近い将来、多くの機種がパチスロと同じように天井機能や設定機能が付いたものになるであろう流れです。
こうしたなか、パチンコ店は、パチンコの設定の使い方を模索している状況だと思います。
設定変更は釘調整ほど手間がかからないようですので、ECO遊技機では毎日行うことも困難ではないでしょう。
パチンコもパチスロと同様に日々の設定配分で頻繁に出玉を調整する時代が来ることは想像に難くありません。
パチンコ店の平均設定を推測する
以下、約3か月間の稼働データを基に、少し古い機種ですが、設定付きパチンコの「Pスーパー海物語IN沖縄2 SAHS」について平均設定を考えてみたいと思います。
主要性能は次のとおりです。
同じ台で通常回転を3か月かけて17,673回転まわしました。回る時しか打っていませんので3か月かかりました。
甘デジの初当たり確率は2万回転ほどでほぼ収束するとの意見があるので、17千回転は8割方収束していると勝手に思い込んで計算しました。結果は以下の表のとおりです。
初当たり確率は104.0分の1でぶっちぎりの設定6(106.5分の1)です。
mso-themecolor:text1″>ラウンド(R)あたりのトータル確率は9.5分の1で設定3(9.5)と同じです。
実収支は299,394円で、計算した期待収支と一番近いのは設定5(278,395円)でした。差額(乖離幅)は20,999円。
以上の結果を勘案すると、このパチンコ店のこの機種の平均設定は3以上が濃厚なのではないかと推測しました。まあ、単なる引き勝ちかもしれないですけどね。
余談ですが、このホールでは新台で5台導入されたこの機種が、4か月後には1円パチンココーナーへ早くも全台移動されていました。現在は4円で打つことができません。理由はよくわかりませんが、めちゃめちゃ出ていたことは事実です。